Re-aplaのらいらいです。
先日、X(旧Twitter)にて開催されていたデル・テクノロジーズ、「賞品総額50万円!DellハイエンドPC周辺機器レビューキャンペーン」のモニターキャンペーンに当選しました。驚きのクリスマス・・・!
レビュー用にご提供いただいた周辺機器は以下の通りです。
今回はレビュー1回目!まずは僕が一番使うであろうアイテム「Dell ProワイヤレスANCヘッドセット – WL5024」についてレビューしてみようと思います。
ま、まさか当選するとは思っていませんでした、ちゃんとレビューできるかな・・・
がんばれ!無理だったらもらってあげるから!!
Dell ProワイヤレスANCヘッドセット – WL5024
まず、モニターに当選しておいてなんなんですが・・・そもそもヘッドセットなどの周辺機器でDellを選ぶことってありますか?
僕は仕事時PCを購入するときは利便性からDellを考えますし、今も「OptiPlex」シリーズを使っています。
でも周辺機器のイメージはあまりなかったんですよね・・・しかもヘッドセットという専門性が高い分野でハイエンドモデルを出しているとは!
その気になるハイエンドヘッドセットが今回レビューする「Dell ProワイヤレスANCヘッドセット – WL5024」。なわけですが・・・なんとなんと、公式情報以外の製品レビューが全くないではありませんか!
本製品は「Microsoft Teams (Open Office)認定」「Zoom認定」を受けており、会話を重視したコンセプトモデルだと思います。もうちょっと情報が欲しいのですが、ないものはしょうがないので実際にどんな商品なのか調べながら体験してみたいと思います。
そもそもオーディオの検証ってめちゃくちゃ難しいんだよ、あくまで個人的な体感になっちゃうけどそれは許してね・・・
まあ、情報がないからこそレビューキャンペーンをしてるのかもしれないし?
それに素人なりの感想でいいんじゃないかな。どこまでを素人というかはさておき……
外観の特徴
まずは外観から。
ワイヤレスorTYPE-Cの充電型となっており、イヤーカップ側面には目立たない形で5個のボタン。前面には折り畳みできる収納型ブームマイクが搭載されています。
ボタンの内訳は下記の通り。
① イヤーカップのマイクのミュート/ミュート解除
② メディア
③ 音量+/-
④ ANCモード
⑤ 電源オン/オフ&BTペアリング
⑥ MS Teams
イヤーカップは中央でメッシュと樹脂に分かれている開放型、耳へ密着するオンイヤータイプ。
スピーカー部のドライバーは40mmあるとのことですが、ドライバータイプは不明(この価格帯ならコンデンサか平面駆動なのかな?)。
ヘッドバンド部含め全体の素材は、合成皮革+形状記憶で柔らかくソフトなタッチ。長さ調整のアームスライダーはポール状アームをヘッドバンド内へ格納するタイプです。
ヘッドバンドとハウジングはピボット機構になっているため、付け心地の調整は良好、オンイヤータイプなので耳の形に合わせた位置調整がしっかりできるのは耳への負担軽減になるので凄く好印象です。
見た目は割とシンプルなメッシュと樹脂のツートン。Dellのロゴが気になる人はいるだろうけど型押しだからそんなに主張しないのは個人的に好印象。
あとこのヘッドバンドとイヤーカップの合成皮革が超ソフトな感触ですごく耳辺りがいいのは最高だね。質が悪いとガサつきが気になってしまうんだよね・・・
さっき素人って言ってたの撤回してほしい。
ここが凄い
マルチポイント機能
まず嬉しい機能の1つが「マルチポイント接続」対応!!
最大8台のデバイスを接続でき、最大2つまで同時接続可能。これが本当に便利で、PCからスマートフォンに切り替えたいな~と思ったらすぐ切り替えることもできるし、「右耳はPC、左耳はスマホ」といった分割モニターもできちゃうんですね。
専用のペアリングソフト「Dell Pair」を使えば切り替えも一瞬・・・こちらは、社内で複数台のPCを使い分けたり、会議などが頻繁にあったりするビジネスシーンで嬉しい機能ですね。
しかも装着時には現在何台に接続されているかもアナウンスされる仕様。僕の場合はPCとスマホに接続しているので、「今は2台に接続されていますよ」とちゃんとアナウンスしてくれます。
マルチポイントはPCとスマホの切り替えが楽で凄く助かるんだよね。僕はAlly XとスマホとPCで切り替えることがあるから、初めてマルチポイント機能を使ったとき感動しちゃった!
環境音を抑えるAI学習マイク
なんと、ついにマイクにAI学習機能が搭載されてしまいました。
マイクから収音される音をDell AI-NCが学習し、人の声と周囲の雑音を区別して出力するという凄まじい機能らしいんですよね。
AIで環境ノイズを低減する機能が付いているマイクはまだまだ少ないのですが、会議はもちろん配信やDiscordなど、誰かと通話する際に自分の環境音が気になる方にはかなりオススメできる機能ではないでしょうか。
あーあー、僕の声いつもより綺麗になったぁ?
えっとね……、ぶっちゃけDiscordのノイキャンが優秀だからあんまりわかんない!!!
強力なノイズキャンセリング
今やほとんどのヘッドセットやイヤホンに搭載されている「アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能」。
WL5024に搭載されているノイキャンはハイエンドモデルで採用されている「ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング」です。
オンイヤー型のハイブリッドノイズキャンセリングを試したのは初めてでしたが、イヤホン型のようにガチガチの無音というよりはかなり柔らかい印象、特有のホワイトノイズも含め優しく音を消している感触でした。
宗教上の理由でオンイヤータイプが好きなんだけど、密着型のオンイヤーANCは初めて!疲れちゃわないかな~?と心配してたけど全く気にならなかった!
使ってみての感想
僕は現在JBL-Tour Pro2とSENNHEISER-HD 25の2台を使用しています。
WL5024はどちらかというと、着色されていない音そのままを聴くモニター用途であるSENNHEISER-HD 25に近い感じがありました。このHD 25をメインに比較していましたが、総評としては通話・配信に特化したヘッドセットという感触です。
比較対象のHD 25は、音楽を聴くと空間の広がりがあり広々としたホール感があります。逆にWL5024はやはり通話に重きを置いたヘッドセットだなという印象。Discordでしばらく使用したのですが、小さな会議室で会話をしているような、適度な空間で会話をしているような感覚を覚えました。
それにイヤホンタイプのように耳の奥に鮮明に届く音ではなく、中音が柔らかく届き、聞き疲れしないという点でもすごく好印象でした。
また結構重要なポイントだと思うのですが、WL5024はヘッドバンドの締め付け具合が非常にソフト!
2時間以上着用していても問題なく使用し続けられました。というのもSENNHEISER-HD 25はかなり締め付けがきつく、2時間以上はちょっと頭が痛くなるんですよね。
個人的には重さも気になるな~。
今わたしが使っているヘッドセットは390gくらいなんだけど、WL5024は?
219gだね!!長時間装着するものだからできれば軽めの方がいいよね。
えっ軽くない!?いいな~~~!!
ときどき頭重たくてしんどいときあるんだよね。羨ましい……。
それなりにメーカーヘッドフォンを何台か使ってきた程度なんだけど、まさかDellのハイエンドを使う日が来るとは思いもよらなかったよ。しかも会話に特化したモデルなんて選んだことすらないから、実際聞いてみてかなり驚いたし好印象!
ヘッドフォンが作り上げる音質でより音楽を楽しみたい!っていう人には向かないけど、とにかく会話を大事にしたい人にはぜひ一度体験してほしいかも!!