Re-aplaのらいらいです。
ここ最近、ずっと寝かせていた『Noita(ノイタ)』をプレイし続け夜を明かしています。
皆さんも「オススメのSteamゲーム」などで名前を見たことがあるのではないでしょうか?今日はアクションローグライク『Noita』ってどんなゲームなのか?レビューしたいと思います。
ああああああああ!!また死んだ!!もうやらない!!・・・・・・・・もっかいやろ・・・・・・
あーあ……またしょーもない死に方してる……
Noita(ノイタ)とは
Noitaは2020年10月16日にフィンランドのNolla GamesからリリースされたWindows向けアクションローグライク作品です。プレイヤー「mina(ミナ)」を操り「杖」と「スペル」を組み合わせ、自分だけの魔法を駆使してダンジョンを踏破する、正統派かつ高難易度のアクションゲームとなっています。
特徴的な点は、ピクセル単位で物理演算が行われている部分でしょう。削岩、燃焼、蒸発、凍結、水没といった環境を活かしたアクションが可能です。つまり・・・壁を突き破って掘り進み、敵に見つかることなくゲームを進めていくことだってできちゃうわけです。
また、マップは自動生成。ランダムシードによって毎回様々な姿を現します。時には見たこともない新しい土地や、普段と異なる環境のエリアを訪れることも・・・。プレイを重ねるたびに新鮮な冒険を楽しむことができるんです。
更に、Noitaはクリア以外にも膨大な量の隠し要素があるため、難易度と相まって非常にやり込み要素の高いゲームとなっています。
これだけ読むとNoitaって「どこにでもあるアクションゲームなんじゃないの?」と感じてしまうと思うんです。僕も最初はそう思っていました。でもNoitaは知れば知るほど探求心や向上心が刺激される奥深いゲームだったわけです・・・沼の始まりだよ!
秘密を孕んだ広大なマップを突き進む
さて、Noitaの舞台は、メインダンジョンである炭鉱の入り口から始まります。各エリアの最下層に設置されたポータルに入ることでエリアを突破し、休憩地点である「聖なる山」を経由して次のエリアへ向かいます。最終的に第8層が最終到達点となります。
しかし、Noitaの世界ではメインダンジョンの他にも様々なバイオームが存在します。大きなネタバレ要素のため、ここでは詳細を控えますが、一見入れなさそうに見える場所にも侵入方法があります。試行錯誤して未知のエリアを確かめてみましょう!
ただし、特定のエリアやポータルに到達するには非常に難解な手順が必要なものもあるので、最終的には攻略情報などを頼りにするのもおすすめです。特定のエリアでは、Noitaの世界観を知ることができるフレーズやアクションが発生することもあるので、興味がある方は頑張って突破してみてくださいね!
バイオーム自体は長くプレイしていれば自然と訪れることはあるんだけど、隠し要素に関しては普通にプレイしている中で見つけるのは至難の業なんじゃないかな・・・。
一応ヒントもあるのですが、かなり複雑というか・・・素直に先人たちの知恵を借りましょう・・・。僕は動画見た時その世界観の広大さに愕然としました。
最初に到達した人たち、どうなってるの?それ……
というかその先人の知恵、どこに落ちてるの?????
海外産インディーズゲームはSteamコミュニティで盛んに交流しているから、そこを手掛かりに進めたり、海外のWikiや掲示板「Reddit」で情報を集めたりだね。
一瞬の油断が命取り!熾烈な戦闘を潜り抜けろ!
様々なモンスターが自由に闊歩し、同時多発的に戦闘が起きるこの世界ではほんの些細なミスが命取り。体力は初期値100ですが、モンスターからのダメージはもちろん、炎や毒などの環境ダメージがかなり強力。気を抜いていると第1階層でもあっという間にやられてしまいます。
プレイヤーはホバリングやジャンプを駆使してダメージを回避しつつ、杖によるスペル攻撃などで敵を倒してお金をゲットしていきます。時には地形や遮蔽物、アイテムを利用し、極力被弾を抑えながらダンジョンを突き進む必要があります。
バイオーム内は薄暗く、基本的にプレイヤーの周囲しか見えません。闇雲に進んでしまうと、突然攻撃を受けることも日常茶飯事。さらに、階層が進むにつれ敵のステータスや量も上昇し戦闘は激化していくため、キャラクターコントロールの練度や咄嗟の判断力が要求されます。
そんなシビアな難易度を誇るNoitaでどうやって生き残っていくのか?
Noita最大の楽しみであるポイント「杖」と「スペル」について触れてみましょう。
ゲーム開始して、5分もせずにやり直しなんて当たり前・・・ただ、アクションゲームはプレイ回数を重ねていくにつれて練度が上がっていくものです!武器やアイテム、そして環境といったありとあらゆる物をフル活用して戦闘を有利に進めよう!
僕が考えた最強の魔法でダンジョンを突破しよう
ゲームスタート時の所持品は、ランダムで攻撃魔法が付与された杖、周囲を破壊する爆発能力を持つ杖、そしてランダムな液体の入ったフラスコ。エリアには杖を始めとした様々なアイテムが落ちており、それを回収しながら自身を強化していくことになります。
特に一番重要である「杖」と「スペル」は、バイオーム内や中間ポイント「聖なる山」でドロップor購入することが可能です。下層に潜るほどモンスターたちとの争いは激しくなるので、「手持ちの杖とスペルでどうバイオームを突破していくか?」を考えながらビルド&スクラップしていくことにNoitaの楽しさが詰め込まれています。
今回は簡単に杖とスペルの関係性を紹介したいと思います。
杖について
「杖」は、スペルを詠唱するために必要な「入れ物」の役目。最大で4本まで所持することが可能です。杖には特徴があるのでまずはその特徴を見てみましょう。
シャッフル | スペルを左から順番に唱えるか、ランダムに唱えるか |
呪文詠唱 | スペルを1度に何個唱えるか |
詠唱遅延 | 次のスペルが発動するまでの待機時間 |
リチャージ時間 | 全スペル詠唱後、再度スペルを発動するまでの待機時間 |
最大マナ | スペルを唱えるためのエネルギー「マナ」の総量 |
マナチャージ速度 | 消費されたマナを回復する速度 |
容量 | 杖が保有できるスペル数 |
拡散 | 杖先から発射されたスペルの拡散角度 |
常に呪文を詠唱 | ランダムに設定された常時発動するスペル |
この特徴を理解した上でスペルをセットしないと、攻撃が遅かったり、明後日の方向に飛んで行ったり、すぐ燃料切れを起こしたり・・・と想定外の挙動であっという間に死んでしまうことに。
強い杖の基準は「シャッフルしないで待機時間が短く、マナもチャージ速度も容量もたっぷりで拡散が少ないヤツ」かって?
基本はそうですが、そんなパーフェクトな杖に出会えることはほぼありません・・・そもそも杖に出会えないシチュエーションもあるので、ある杖で最適な構成を考えていくことになります。
noitaでは手持ちの杖の性能を比較する機能がついているので、どんどん杖を見つけて比較しながら「使いやすそうな杖」を集めていきましょう!
バイオームでは率先して杖を拾い、効率の良い詠唱ができる杖を厳選しよう!
最終的には「攻撃用」「穴掘り杖」「テレポート杖」「保管杖」などが揃えば安心かな。目指せ!つえー杖!(爆笑)
つえー杖!!!!(洗脳)
スペルについて
「スペル」は、杖に装備することで発動します。スペルはざっくり8種類ほどあり、その総数は実に400以上。しかし、基本となるのは「放射物」「放射物調整板」「マルチキャスト」の3種類です。
まずは基本である3種類にどのような特徴があるのかを見てみましょう。
使用回数 | 使用回数が限られている場合の上限数 |
マナ流出 | 射出するときに消費するマナ |
ダメージ | 与えるダメージ量 |
爆破範囲 | スペルが爆発する場合の効果範囲 |
拡散 | スペルが射出される時の拡散範囲 |
スピード | スペルが飛んでいく速度 |
寿命 | スペルの有効時間(ゲーム内では非表示) |
詠唱遅延 | 次のスペルを射出するまでの時間 |
リチャージ時間 | 杖の再充填時間に対する修正 |
拡散修正 | 杖の拡散角度に対する修正 |
速度修正 | スペルが飛んでいく速度への修正 |
クリティカルチャンス | クリティカルヒットする確率(ダメージ5倍) |
基本的には「放射物」を敵に当てる形です。しかし放射物だけでは単調な攻撃になってしまい、深い階層では敵を倒すことが難しくなってきます。ここで登場するのが「放射物調整盤」や「マルチキャスト」。
「放射物調整盤」は放射物に様々な効果を付与できます。たとえば放射物の軌跡に炎をまとわせたり、放射物にホーミング能力を付与したり・・・その効果は様々で、放射物の能力を底上げしてくれます。
「マルチキャスト」は、複数のスペルをまとめて同時に発射することができます。マルチキャストを使えば放射物調整盤の効果が全体に付与できるので、より効率的に高火力を発揮できます。
杖に格納する順番は、基本的には「放射物調整盤」→「マルチキャスト」→「放射物」となりますが・・・実はその限りではありません。
ここからがNoitaが沼と呼ばれる最たる理由、言うなればスペル構築学です。
ですが・・・この先に足を踏み入れたが最後、10,000字を軽く突破しそうなので今回は割愛。詳しくはNoita Wikiをお勧めします。
色んなスペルを使ってその効果や性能を理解していこう。大丈夫、100回ぐらい潜ったらイヤでも覚えるから安心してね!杖とスペルが噛み合った時の無敵感をぜひ味わって欲しいな!
探求心に火をつけろ!
最初は難しくて説明もあまりなかったので、ちょっと投げやりなプレイで遊んでいました。
それでも参考になる記事や動画を見ながらコツコツ触っていたら、だんだんと杖とスペルの仕組みが分かってきて・・・大きく前進した時に底知れぬ面白さの片鱗に触れた気がします。
皆さんもきっとプレイし始めは難しかったり、仕組みが分からなかったりで投げてしまうかもしれません。個人的にはここでWikiなり配信者なりの「noitaはどう進めるとよいのか?」ガイドをしっかり読んでから挑むと、発見と驚きが見つかると思います。
ぜひあきらめずにこの広大な世界の謎に挑んでほしいと思います!圧倒的に高評価の理由がきっとわかってもらえると思いますよ!
僕は最初、Noita界の吉田沙保里こと「だー」さんの動画を見てNoitaの面白さを見つけたんだよね。自分だけで探していくのも楽しいけれど、いろんな発見や知識があるとより面白くなるゲームなので色々調べてみるのもお勧めだよ!