らいらいです、大変大変遅くなりましたが・・・
あ、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞRe-aplaをよろしくお願いいたします。
2025年は私生活で大きな変化があり、6月頃からは長時間ゲームで遊ぶことが難しくなるほどでした。
そこで「長時間拘束されることなく、いつでも手を止められる趣味はないものか・・・」と考え、たどり着いたのが「作曲」。
もとよりDJをしていることもあり、ある程度の知識はあるものの。いかんせんピアノやギターといったいわゆる演奏そのものは全くできません・・・そんな僕でも手軽にスタートできる電子楽器、それが「グルーヴボックス」。
今回は「グルーヴボックス」について、その楽しさや手軽さに関してみなさんにお伝えしたいです。

「時間があるならBLOGを書け」って話なんですが、それはソレこれはコレなんですよ・・・
作曲はソフト?ハード?

まず音楽制作(DTM)を始めるにあたって大きく分けて二つ方法があります。
現在の主流は「DAW」と呼ばれるPCにソフトウェアを導入して作曲する方法。PCがあればすぐに導入ができますし、音源やプラグインといった様々な拡張要素があるので豊富なデータを用いて確実で制限のない作曲をすることができます。
一方で「ハードウェアを演奏して録音する」という方法があります、すなわち楽器そのものです。ハードウェアでの制作は、単体の機材さえ購入してしまえばすぐに演奏が可能。しかし世に山ほどある機材にくわえ、そもそも音源としてはピアノや弦楽器やマイクだって必要なのでは?などと考えてしまうとハードウェアで音楽を制作するのはかなりハードルが高く感じてしまいます。
しかし、そんな悩みを解決してくれる電子楽器が今回紹介する「グルーヴボックス」です。

圧倒的にソフト制作が簡単に思えるけど、実はハードの方が楽な点もあるよ。
グルーヴボックスとは?

「グルーヴボックス」は主に4つ打ちの音楽、俗にいうダンスミュージックを作るのに最適なハード。4つ打ちの音楽を作るのにはざっくりと下記の役割を持つ機材が必要になります。
| ドラムマシン | ドラム系統の音色やリズムパターンを作る |
| シンセサイザー | ピアノやギター・ベース系統の音色やメロディパターンを作る |
| サンプラー | 録音した音源を加工してリズムやメロディにアクセントを加える |
| シーケンサー | いつどこでこんな音を鳴らすのか記録・再生をする |
これをまとめるとドラムマシンでキックを作り、シンセサイザーでメインメロディやサブベースを演奏し、サンプラーで声やSEを入れる。最後にシーケンサーでそれらを配置して音楽として完成させるイメージです。
これらの要素全てを併せ持ったオールインワンが「グルーヴボックス」。これがあれば、様々なハードを個別に購入することなく単体で一つの楽曲を創り上げることができます。

ほんとうにそんな便利な楽器が・・・?あるんです!!
YAMAHA SEQTRAK

今回紹介するグルーヴボックスはYAMAHA「SEQTRAK」(シークトラック)。
僕は古いDJなもので、ドラムマシンなど様々な機械自体は少し触れたことがありますが、グルーヴボックスを実際に操作するのは初めて。そんなド素人が新年早々勢いに任せて購入して、SEQTRAKで何ができるのか?どう操作するのか?といった基本的な部分から、実際の打ち込みや作曲・演奏含め・・・1週間ミッチリ集中して制作に励みました。
完成した曲がコチラです、ぜひ聞いてみてください。
個人的にもっと突き詰めたい部分もありますが、ある程度曲として形になったかな?と思います。ちなみにこのSEQTRAKは作曲と同時に映像も作れてしまうのが凄い所・・・PV制作もできちゃうし、OBSに画面を取り込んでしまえば作曲しながら映像を同時に配信に載せる事も出来ちゃうエンタメパワーも持ち合わせています。
いろいろ考えながら音を合わせ、何度も演奏してやっと1曲できた・・・ハードだと制約がある分ライブ感あって楽しいね。
— らいらい (@rairai_ji) January 12, 2026
これは後で音を調整して名前つけとこ。 #SEQTRAK
SEQTRAK君…AR機能までついてるんだけど…
— らいらい (@rairai_ji) January 5, 2026
い、意味がわからん… pic.twitter.com/p8djGsuATD

「SEQTRAKってこんなに何でもできちゃうの・・・?」と驚き続けた1週間でした。
SEQTRAKでできること

さて改めてSEQTRAKの紹介です。
「ミュージックプロダクションスタジオ」SEQTRAKは、いつでもどこでもサウンドアイデアのスケッチから音楽制作を可能とし、音楽で世界とつながる楽しみをもたらしてくれる、モバイル・オールインワンギア。
そのコピーの通り、作曲に必要な要素をこれでもかと詰め込んだグルーヴボックスです。
最適化されたワークフローレイアウト
本体は左からドラムパート/シンセパート/サウンドデザインの配列。ビートを刻みシンセを奏で音を編集するという、一連のワークフローが自然と行えるレイアウトになっています。
各エリアに点在するノブにビートとメロディを設定し、その音を16小節で配置されたキーボードエリアに設置していくだけで簡単に作曲を進めていくことができます。
選びきれない膨大な音源
SEQTRAKにはドラムやシンセなど含め、プリセットで2000種もの音源が準備されています。これだけでも十分ですが、アプリからサウンドパックを追加することで更に膨大な量の音源を無料で入手できます。
ノブを一つ回すだけでリアルタイムで聞きながら設定できるので、素早いワークフローが可能。
また、音源はAWM2音源とFM音源の編集ができ、リッチなサウンドから個性的なサウンドまで幅広く自由度の高いトラックメイクができる点も嬉しいところです。なおこの記事を書いている直前のアップデートでドラムパートをシンセに置き換える事が出来るようになり、より一層作曲に広がりを加えることが可能となりました。

なんと直近のアップデートで
「1つのトラックで7つのドラムサウンドを使用可能なトラックタイプ “DrumKit” の追加」「ドラムトラックをシンセトラックとして使用可能なトラックタイプ “Synth” の追加」
という神機能が追加されました。
必要な機能がALL-IN-ONE
歌物や声をサンプリングするユーザーに必須なMICとスピーカーも搭載。各スロットに収録して加工・配置まであっという間!
また本機はWi-FiやBluetoothを搭載しておりPC/スマートフォンによるアプリ連携が可能です。アプリ内では実機操作している箇所がリアルタイムでシームレスに表示されていくため、直感的な操作だけでなくロジカルな操作までできてしまいます。
そのため、プロジェクト立ち上げ→音源の追加や管理→ビート・サウンドメイク→エフェクトデザイン→ビジュアライザー→録音録画→SNS投稿といった流れ素早く行えます。
初心者に優しいマニュアル
WEBに公開されているマニュアルも非常に丁寧な作りで、書いてる通りに操作するだけで体験しながら理解することが可能。基本は「押す」「回す」「押回す」「長押し」それらの組み合わせで様々なシステムにアクセスできるという構造さえ理解して覚えてしまえば、あっという間に使いこなせると思います。
趣味のジャンルってどうしてもマニュアルが不足していたり、難しい言葉が並んでいたり、そもそも言語が違ったり・・・理解を深めるのは本当に難しいと思います。ですがSEQTRAKはYAMAHAが製作した国産グルーヴボックスなので、マニュアルもアプリも日本語でわかりやすく書いてくれているのは本当に助かりました。

購入して3時間位で簡単な曲がつくれちゃったのは超驚き!!
多種多様なハード

実はSEQTRAKを購入する前にもう1台グルーヴボックスを手に入れていたんですよね。
スウェーデンのオシャレガジェットを作っている Teenage Engineeringの「EP-1320 medieval」 という製品なのですが、こちらはかなり癖が強く「中世の音楽が作れる」という超個性派なグルーヴボックス。
見た目は電卓のようなのですが、その姿とは裏腹にグルーヴボックスとしてしっかり考えられたワークフローシステムとなっており、SEQTRAK同様に非常に楽しい電子楽器です。
しかしここで初めて海外産が故のマニュアル理解できない問題にぶち当たってしまい、お正月は瀬戸弘司さんをはじめとした日本人による解説動画ばかり見ていました・・・

ある程度の使い方が理解できてからは楽しく制作に勤しむことは出来ましたが、やはり細かなニュアンスが理解できず未だに使いきれてない機能が沢山あります・・・
※動画は同社製品「K.O.Ⅱ」ですが、中身はほぼ同じです。
そんなわけで、皆さんにお勧めしたいグルーヴボックス製品は他にもありますが、個人的にはやはりSEQTRAKなんですよね。
何といっても日本語マニュアルの存在や作り込まれたアプリに加え、できることの膨大さがとても良いです。僕もお世話になったyasushi.kさんのライブ配信「シンセカイリモオト」には既に膨大な量のアーカイブがあり、徹底的に解説されています。このおかげでわずか1週間でかなり理解度が深まりました。

音楽自体もだけど、電子楽器自体の理解を深めるのも大変だ~!!
誰でもゆる~く楽しい音楽ライフを

ちょっとした隙間時間にインスピレーションに従い気ままに音を組み立てることができるグルーヴボックス。ちょっと色々と調べる事はあるけど、より身近で手軽にノリと勢いでハイクオリティなフレーズができちゃうんだから凄い時代ですね。
みなさんも一緒に音楽の入り口としてグルーヴボックスで楽しんでみませんか?
それではまた。

次は何の曲作ろうかな・・・?ファミコンのようなチップチューンも作ってみたいなぁ。


