こんにちは、らいらいです。
普段はゲームのことを中心に書いているこのブログですが、今日はちょっと寄り道して“オーディオ”のお話をしたいと思います。
近年、有線イヤホンが静かな盛り上がりを見せています。特に中国メーカーのイヤホンは「中華イヤホン」と呼ばれ、低価格ながら驚くほど高音質。オーディオ好きの間ではちょっとしたブームになっているのです。
色々と調べていくうちに最近の有線イヤホンに興味が沸き、つい手を出してしまいました。
今回選んだのは沢山の方がエントリーとしてお勧めしている Sivga Que。さらに、イヤホンをしっかり鳴らすDACアンプ FiiO BTR17 まで購入。
実際に使用してみるとこれが想像以上に面白かったので、入門記事参考になると嬉しいです。

オーディオ沼にハマる気はありません!!
イヤホンとヘッドフォンの違い

僕は普段スピーカー(Edifire M60)を使ってサウンドを鳴らしているのですが、ゲームをする時は基本的にヘッドフォンを使用するようにしています。というのも元々DJをしていたので、ヘッドフォンに親しみがあるんですよね。
主にSONYのMDRシリーズ、ゼンハイザーHD25、最近はゲーム用にRazer BlackShark V2 Pro、リスニングではJBL TourPro2 などを愛用してきました。有線イヤホンは2000年頃にShure のE2C~E3Cなど有名なイヤホンなどもかじっていましたが、もうあまり記憶には残っていません。
さて、じゃあ「イヤホン」と「ヘッドフォン」の違いについてですが、簡単に伝えると。
イヤホンはまず 音の細かさ が明確に違います。ダイレクト感とクリアで繊細な点が強み、小さな音や楽器のニュアンスまで聴き取れるので、「こんな音入ってたのか!」と驚かされることがしばしば。
一方でヘッドフォンは 音場の広さ と 迫力 が強み。特にFPSでは敵の足音や方向感をつかみやすく、定位感に優れています。ダイナミックに伝わる低音のプッシュ感も特徴的ですね。

BGMやセリフを重視するならイヤホン、定位感や音圧重視ならヘッドフォンといった感じになるよね。FPS選手がヘッドフォンを使う理由も音場や定位感を重要視するからだよ。
Sivga Queを試してみた

今回、初めての中華イヤホンとして選んだのが Sivga Que。価格は手ごろながらも評判が良く、「まずはここから」と多くの人がおすすめしているモデルです。
実際に手にしてみると、まずデザインからして好印象でした。メープルウッドを使用したシェルにシンプルながら洗練された仕上がりで、いかにも“上質なオーディオ製品”という雰囲気。装着感も軽く、耳にすっと収まってくれるので長時間つけても疲れにくいのが特徴です。
肝心の音ですが、最初に聴いたときに思わず声が出ました。低音はタイトで締まりがあり、中高域はクリアに伸びる。特にボーカルの輪郭がくっきりと浮かび上がり、今まで使ってきたワイヤレスイヤホンやカジュアルな有線イヤホンとは明らかに一線を画しています。
楽曲やサウンドによっては、バックで鳴っていた小さな打楽器やシンセの残響まで聴き取れることもあり、再発見の連続でした。
また、ゲームで使ってみたときの印象も良好でした。RPGではBGMの重なりがより鮮明になり、幻想的な雰囲気に深みが増す感覚があります。アクションゲームでも効果音が立体的になり、キャラクターの動きと音のリンクがよりリアルに感じられました。
ヘッドフォンに比べると音場の広さでは劣るものの、そのぶん音の輪郭やスピード感に強く、特にBGMやボイスを楽しむタイトルには相性抜群だと感じます。
「有線イヤホンってこんなに鳴るのか」という驚きと、「これならもっと良いイヤホンも聴いてみたい」という欲求が同時に湧いてくる──Sivga Queはまさに“沼の入り口”にふさわしい一本でした。

近年ず~っとヘッドフォンで過ごしていたから、改めてその繊細さに驚いてしまったよ。加えて遅延を気にすることもないしそういった点でもゲームとの相性はいいよね。
DACでさらに化ける ─ FiiO BTR17

Sivga Queを使っているうちに、「この音をもっと引き出せる環境で聴きたい」と思い、思い切ってDACを導入することにしました。
DACとは
Digital-to-Analog Converter(デジタル・アナログ・コンバーター) の略で、簡単に言うと「デジタル音声信号をアナログ信号に変換する機器」です。
私たちが普段聴く音楽やゲームの音は、スマホやPC内ではデジタルデータとして存在しています。このデジタル信号をイヤホンやヘッドフォンで聴くためには、電気信号(アナログ信号)に変換する必要があります。この変換を担うのがDACです。
多くのスマホやPCには内蔵DACがありますが、性能には差があります。内蔵DACだと「音がこもる」「低音がぼやける」と感じることもあります。そこで 外付けDAC を使うと、音の解像度や立体感が格段に向上し、イヤホンのポテンシャルを引き出すことができるのです。
ゲームや音楽をよりリアルに楽しみたいなら、DACは小さな投資で大きな効果を得られるアイテム。特に有線イヤホンと組み合わせると、音の細部や奥行きまでしっかり体感できます。
選んだのは FiiO BTR17。このDACはコンパクトながら有線・無線の両方に対応しており、スマホやPCとの接続も簡単です。
まず驚いたのは、音の解像度と立体感が一気に向上したことです。Sivga Que単体でも十分に高音質でしたが、BTR17を経由すると 低音の締まりが増して音の輪郭がくっきりし、楽器の分離感も向上。バックで鳴っていた微細な音まで明瞭になり、曲のニュアンスがより豊かに感じられるようになりました。
ゲームでの体験も印象的です。例えばRPGでは環境音やBGMの奥行きが増し、森や街の空間の広がりを耳で感じられます。FPSやアクションゲームでは、足音や効果音の位置が以前より明確に把握でき、ヘッドフォンとは違ったリアルな定位感を楽しめました。
「ゲームの音楽と効果音、両方をクリアに聴きたい」という欲求を同時に満たしてくれるのが、このBTR17の魅力です。
さらに使い勝手の面でも優秀です。小型軽量で持ち運びやすく、Bluetoothレシーバーとしても使えるのでワイヤレス環境との併用も可能。電源を入れてイヤホンを差すだけで簡単に高音質環境が構築できるので、入門者にも非常に扱いやすい製品です。
つまり、Sivga Queと組み合わせることで、単体では十分に高音質なイヤホンが、さらに一段階上の音質体験に変化する──この感覚こそ、オーディオの面白さを体感する瞬間だと思います。
追記:Fiio BTR17に関する設定記事を公開しました。

暫く手持ちのヘッドフォンとイヤホンをDAC経由で繋ぎゲームをしていたんだけど、臨場感が広がり没入感がグッ!と深まったよ。ELDEN RING NIGHTREIGNを遊んでいた時は木が折れる音などの些細なSEも定位感が増して少し驚いてしまうこともあったよ。
次に気になる一本 ─ BQEYZ Winter & Performer 5+2

Sivga Queで有線イヤホンの魅力を体感したことで、次に個人的に気になっているモデルがいくつかあります。
まず一つ目は BQEYZ Winter。
特徴的なのは「骨伝導ドライバー」を採用している点で、普通のドライバーでは表現しにくい低音域を補強してくれるのだとか。音楽の深みや独特の響きを体験できそうで、試してみたい一本です。特に、重厚なBGMや低音が効いたゲーム音楽との相性が良さそうで、没入感の向上に期待できます。

有言実行しました!ぜひ読んでみてね!
二つ目は Performer 5+2。
こちらはBQEYZとはまた違ったアプローチで、複数ドライバーを搭載することで高域・中域・低域それぞれを分離し、より立体的で解像度の高い音を実現しています。特にボーカルや小さな楽器音の再現性に優れており、音楽だけでなくゲームの環境音や効果音の細部まで楽しめるモデルです。
購入はどこで?

中華イヤホンはAmazoやイヤホン専門店e-イヤホンをはじめとした日本国内の通販サイトでも買えますが、AliExpress(アリエクスプレス) を利用するとかなり安く手に入ることがあります。
ただし、海外通販には注意も必要です。特にDACなどの機器は、日本の 技適マーク がない場合があり、無線機能を使うと法律に抵触する可能性があります。
購入する際は必ず「技適マーク付きかどうか」を確認してくださいね。
心配な方はAmazonの正規品や国内最大級のイヤホン専門店e-イヤホンで購入することをお勧めいたします。
有線イヤホンの楽しみ ─ カスタマイズで広がる音の世界

有線イヤホンの大きな魅力の一つは、自分好みにカスタマイズできることです。ヘッドフォンでもイヤホンでも音は変わりますが、有線イヤホンは特に「リケーブル」や「イヤーピース」の交換で、音質や装着感を手軽に調整できます。
リケーブルで音を変える
リケーブルとは、イヤホンのケーブルを交換することです。ケーブルの素材や構造によって音の印象が変わるため、例えば次のような変化が楽しめるようですよ。
- 銅
最も一般的。音に温かみや厚みが出て、低音に力強さを与える。バランス型で扱いやすい。 - OFC
不純物を取り除いた高純度銅。通常の銅よりクリアでノイズが少なく、より自然でバランスの良い音質。 - 銀メッキ銅
銅の芯に銀をコーティングしたもの。銅の力強さに加え、高域が伸びて透明感が増す。シャキッとした音を好む人向け。 - 純銀
高価だが効果は大きい。高域が非常にクリアで繊細、音場の広がりや空気感を感じやすい。反面、低音の厚みはやや控えめになる傾向。 - 金メッキ・金合金
高級素材。柔らかく濃厚な音色を加える効果があり、中低域の表現にリッチさをプラスする。価格はかなり高め。 - ハイブリッド
素材を組み合わせることで、低音の力強さと高域の透明感など、双方の良さをバランスよく楽しめる。
リケーブルを行うだけで、同じイヤホンでもまったく別の音に生まれ変わるので、自分の好みに合わせて音作りができる楽しさがありますね。あまりリケーブルに関しては知識が無かったので驚きの内容でした。
イヤーピースで装着感と音質を調整
イヤーピース(イヤーチップ)の素材や形状を変えることで、装着感や遮音性、音のバランスも変化します。
- シリコン製:フィット感が柔らかく、低音の安定感が出やすい
- フォームタイプ:耳に密着して遮音性が高く、音の奥行きや低音の締まりが増す
- カスタムイヤーピース:耳型に合わせることで長時間の装着でも快適で、音の漏れも最小限に
このように、イヤホン本体の性能を最大限引き出すだけでなく、自分だけの音を作ることができるのも有線イヤホンの楽しみのひとつです。
まとめ

有線イヤホンは、手軽に「音を聴く楽しさ」を体験できる入り口です。
Sivga Queを使い始めて、ヘッドフォンとはまた違った音の世界に触れ、さらにDACであるFiiO BTR17を組み合わせることで、音楽もゲームもより深く、立体的に楽しめることを実感しました。
ヘッドフォンは迫力や音場の広さに優れ、ゲームの定位感や没入感を高めてくれます。一方、有線イヤホンは細かな音まで聴き取れるので、BGMやボーカル、環境音などのディテールを楽しむのに最適です。両方を使い分けることで、音楽もゲームも二倍に楽しめる──まさに“音の世界を自由に旅する感覚”です。
結局のところ、イヤホン一本、DACひとつが小さな投資に思えても、その先には大きな趣味の広がりが待っています。ゲームの世界での音の立体感を体験したり、音楽の細部を再発見したり──オーディオを楽しむことは、日常のちょっとした冒険にもなります。
もし少しでも興味があるなら、まずは一本の有線イヤホンから始めてみてください。小さな一歩が、大きな音の世界への扉を開いてくれるはずです。

楽しい音楽ライフをお過ごしくださいね~。














