Re-apla(リアプラ)のらいらいです。
8月~9月はアーマード・コア6やStarfieldで持ちきりのゲームシーンでしたね~!僕もそんなトレンドの波に乗る予定だったのですが、山のように積んでいたゲームの1つ「エルデンリング」にどっぷりハマってしまい・・・
194時間かけて全実績達成してきました。
僕はフロム作品に触れるのはエルデンリングが初めてです。ソウルシリーズ関連は知っていましたが、「死にゲー」「超高難易度」と評判ですし、プレイする前は(まともに遊ぶことができるのだろうか・・・)と不安しかありませんでした。
しかし実際にゲームをプレイしてみるとこのありさま。まさか自分が難攻不落のソウルゲーにここまでどっぷりハマるとは思いもよらず、「記憶を消してもう一度遊びたい!」と思う程に印象深い作品になりました。
今回は、そんなフロム初心者が本作「エルデンリング: ELDEN RING」はどういうゲームだったのか?2022年の大傑作をレビューしていきたいと思います。
今回の記事は長いぞ~~~~!!
らいらい
まだエルデンリングをプレイしていない人にもその楽しさが伝わるといいな!褪せ人として一緒に「エルデの王」を目指してがんばりましょう~!!
PS:エルデンリングをギフトして下さったそこのあなた、この場を借りてBIG LOVE・・・
プレイを見つつ、時には調べながらガイドをしつつ、エルデの王への旅路を見守ってたよ!
あ~、いい物語だった……(嘆息)
というわけで、今回は”エルデの王”らいらい王と、旅を共にした”愛馬”とれんとさーふぃっしゅでお送りします。
ELDEN RINGとは
「エルデンリング: ELDEN RING」はご存知FromSoftwareが2022年2月25日にリリースしたオープンフィールドアクションRPGです。プラットフォームはsteam/PlayStation5/PlayStation4/Xbox One/Xbox Series X/S。
本作は”ダークソウルシリーズの王道進化”を目標とし、FromSoftwareのノウハウを十分に活かしてクオリティやボリュームのスケール拡充を図った、非常に熱量の高い作品となっています。
基本的には移動・ダッシュ・ステップ・ローリング・スニーク・攻撃から派生攻撃(戦技・魔法・祈祷)をベースに立ち回っていくタイプのアクションですね。
アクション要素が想像以上にシンプルで、複雑な行動がない分戦闘に集中できました。しかし敵の行動はまさに猛攻!!無敵の長いローリングでも避けきれず・・・でもそれでいいんです、何度もリトライして敵の行動を覚えることが重要なんです。リスポーン位置も適切で、リトライ時もあまりストレスは感じませんでした。
実は現在ダークソウル3をプレイしていますが、ダークソウル3での基本操作やターゲットアングルといった些細な不便さが、エルデンリングでは解消されています。ユーザビリティの面でストレスがないのも初めての方にオススメできるポイントです。
混沌に包まれたストーリー
ストーリーはゲーム・オブ・スローンズの製作総指揮および脚本家でもあるSF・ファンタジー作家、ジョージ・R・R・マーティン氏が監修。物語の内容は少し複雑ですが、非常に考察が捗る内容です。
簡単にあらすじを紹介すると・・・
永遠の女王マリカを戴く狭間の地で黄金樹の根源たる、エルデンリングが砕けた。マリカの血を受けた子供たち、デミゴッドたちはエルデンリングの破片たる大ルーンを手にし、その力に狂い、歪み、破砕戦争を起こし…大いなる意志に見捨てられた。
そして、かつて瞳から黄金の祝福を失い、狭間の地を追われた褪せ人たちの元に祝福の導きがもたらされる。
祝福なく、死にきれぬ死者たちよ、導きに従い、霧の海の先、狭間の地に向かいエルデンリングに見えよ。そして、エルデの王となるがよい。
https://www.eldenring.jp/prologue.html
長きにわたって女王マリカが統治した狭間の地。あるときその王の力の象徴である「エルデンリング」が壊れ、その欠片・大ルーンが各地の支配者の手に渡ったことで「破砕戦争」が起き世界は荒廃。
かつてこの世界を追われたプレイヤー「褪せ人」は、世界をふたたび秩序の下に置くため、支配者が持つ欠片を集めてエルデンリングを修復することになります。新たなる征服者──即ち「エルデの王」となるべく、世界を巡る旅に出るのです。
ストーリーでは、序盤からエルデンリング固有の用語を含んだ難解な言い回しが飛び交います。サブクエストやアイテムのフレーバーテキストにも、メインストーリーを補完する重要な内容がちりばめられており、最初はNPCの話を聞いても「なんのことだろう・・・?」と疑問ばかりでした。
しかし、ゲームをやりこんでいくと徐々にその内容が明らかになり、エルデンリングを中心とした複雑に絡み合った壮大な背景に気づかされることになります。
フロムゲーにはあるあるらしいんだけど、物語の背景やその他もろもろは考察の余地たっぷり!(考察好きは絶対好き、即ちわたしも好き)
このあらすじも、人によっては「いやそこは○○で~」なんてこともあるみたいだよ。参考程度にね!
最初はサッパリ意味がわかりませんでした。ですが、ある程度ストーリーが進み、疑問に思ったところで外部サイトで考察や内容を見て「あ~!そういうことか!」と深く納得しました。
実際にキャラクターと会話するとイメージと違ったり、思った以上に人間臭かったり非常に面白いですよ。
息をのむほど美しく広大な「狭間の地」を駆ける
本作の舞台「狭間の地」。このとてつもない広さを誇るフィールドは、エリアごとに異なる表情を映し、プレイヤーをこの世界へ引き込んでくれます。
僕は細かくじっくり探索をするタイプだったんですが、初回クリア(プレイ時間約160時間)時点でも約12か所の祝福(セーブポイント)を逃していました。伝わるかどうか微妙なラインですが、広すぎる・・・
その逃していた祝福を攻略サイトなどで調べて行ってみると「そんな所わかるか~!」というような場所ばかりでしたね・・・。因みに祝福は全部で360か所あるので、実績などはありませんが興味がある方は全祝福を訪れてみてくださいね。
祝福を全制覇するために一緒にMAPを確認してたら、思った以上に埋まってなくて大騒ぎしちゃった……。英雄墓(ダンジョン)なんかも新たに見つかって、冒険の時間が10時間は延びたね。
ほとんどはダンジョンだったんだけど、すごく細かく探索したのに・・・まさか12個も逃してたなんてね・・・びっくりしたよ。それほど広い狭間の地、おそるべし。
そして多くの時間を過ごす狭間の地のフィールドでは、エルデンリングの世界観を色濃く映した様々な景色を楽しむことが出来ます。僕はこの景色の移り変わりをトレントで駆けながら眺める時間がとっても好きでした!
牧歌的で緑豊かな始まりの地「リムクレイヴ」。異形に囲まれ荒廃し尽くし、紅く染まった「ケイリッド」。繫栄の陰りを残した断崖と湿地に覆われる「リエーニエ」。その他にも様々なフィールドやダンジョンが点在しており、まるで四季のように移り変わる作り込まれた美しい世界は、探索しているだけで感動もひとしおです。
狭間の地、本当にきれいだから散歩できたらいいなあ・・・巨大なワンちゃんとかカラスが襲ってこなければね・・・
またエルデンリングの特徴として、オープンフィールドからダンジョンなどへ移動する際は、ロードを挟むことなくシームレスに遷移します。
これ、気づいたとき結構驚きました・・・!!「なんだか祝福で休んでるとき以外永遠にプレイしてるな・・・」と思ったんですが、このノーローディングによる影響だったんですね。極端にロードを挟まないことがゲームへの集中度合いや没入度合いに大きく貢献するんだな・・・と身をもって体験しました。
つまり”止め時がわからなくなる”ほどに集中してしまうってことなんだけどね・・・それだけ探索が面白いんです・・・
多彩なスタイルのバトルシステム
エルデンリングは非常にハードなバトルアクションが最大の注目ポイントだと思いますが、そんなバトルを支える特徴的なシステムが2点あります。それが「戦技」と「霊体」と呼ばれるシステム。
一つ目の「戦技」は、通常の攻撃モーションとは違う特殊モーションを経由して発生する攻撃方法。戦技の種類は非常に多彩で、連続攻撃や突進攻撃など、戦況を有利に進めるひとつの切り札として使用することが可能です。ただしFPゲージを消費するため、状況に応じて使いこなす必要があります。
二つ目の「霊体」は遺灰と呼ばれるアイテムを通じて戦士・獣・モンスターといった様々な霊体(NPC)を、限られたエリアでのみ召喚できる力。序盤から最後まで様々な難所で共闘し大活躍してくれるので、「ソロじゃ難しい・・・」と不安な方には非常に心強いシステムになっています。
そしてプレイに欠かせない「武器」の種別は31種類、素手を含めて308個もの武器が用意されています。操作性や武器の特性・特徴をしっかり吟味し、戦技や魔法・祈祷など自分に合った組み合わせを見つけて狭間の地を攻略していきましょう。
野良のオンラインプレイヤーを呼んで一緒に攻略してもらうこともできるんだけど、タイミングとかもあるしね。
霊体ちゃんには(らいらいさんが)めちゃくちゃお世話になってました!チリリーン🔔
僕は最初「直剣」と呼ばれるスタンダードな剣でプレイしてましたが、途中から「剣戟と魔法を同時に使いたい」と思いプレイスタイルを大きく変更しました。
遠距離攻撃が増えたため、1vs1の状況ではターゲットを取ってくれる霊体君は過労死していたと思います・・・苦労しながらも共に連れ添ってきた「トレント」「写し身の雫の遺灰」「夜と炎の剣」「カーリアの王笏」は僕のパートナーだね!
死に戻り、難所を越えた先にある「迸る達成感」
エルデンリングは確かに難しいです、僕も何度も何度も何度も何度もリトライしました。
しかし確実に強くなり、確実に突破できるのもまた事実です。
インターネットでは「難しい」「死にゲー」といった情報が前面に出ていますが、前述したバトルシステムに加え、レベルアップや武器や防具の強化、回復アイテムの強化、「タリスマン」と呼ばれる強化装備、魔法によるバフデバフなどなど・・・勝つために鍛えられるパーツが沢山あります。
難所を突破するために「今何が足りないのか?」を考え、足りないパーツを補えば必ず活路が開けるはずです。今までは難しく越えられなかったエリアを突破できた時、思わず歓喜の声を発してしまうほどの達成感がこのゲームにはあります!
この格別な高揚感と達成感、是非味わって欲しいと思います。
未プレイや途中で投げてしまった人へ伝えたいことですが、僕はゲームが大好きなだけで、ゲームが決して上手ではありません。難敵・難所につまずいた時は強化を行い、足りない部分を補っていけば必ずクリアできます!大丈夫だよ!
どうしても進めないときは攻略サイトや動画などで情報を集めたり、マルチプレイヤーで協力者を募りましょう!共に道を切り開いてくれる仲間が駆けつけてくれますよ。
そして、今年2月にはDLC「Shadow of the Erdtree」の発表も。ストーリーで直接的な関わりを持つことのなかったデミゴッド「ミケラ」に焦点を当てた内容になるのではないか?と予想されていますが、詳しい内容は明かされていません。DLCの続報が待ち遠しいですね。
多くのプレイヤーを魅了した超大作「ELDEN RING」、この面白さを1人にでも多く体験して欲しいと心から思っています。あなたもエルデの王を目指し、褪人として狭間の地へ訪れてみませんか?
王座で待ってるよ!