2022年にスマッシュヒットした「Vampire Survivors（以下VS）」譲りの見下ろし型シューティングローグライク「バイオプロトタイプ」。シューティングローグライクとは、画面中に溢れかえる敵を撃退するべく、様々な弾幕武器を組み合わせ、武器デッキをブラッシュアップしてその効率化を図るゲーム。制作は中国の「Emprom Game」、パブリッシャーは「BD GAMES」です。
本作はキャラ性能や性能アップデート等の基本的なゲームフローはVSとほぼ同じですが、本作がVSと圧倒的に違うのが「自分で好きなように武器を拡張していくことができる」という点。これがとても面白いのでレビューしていきます。
様々な特化性能を持つ「キャラクター」
理性を失った実験物が波のように押し寄せてきます。さっさと変異!進化!より恐ろしい怪物になって！血肉で生きる道を！24人のキャラクター、80種類以上の器官、無限種のビルドで、あなただけの前例のない組み合わせになりましょう!
https://store.steampowered.com/app/1498040/_/
操作するキャラクターは24体、それぞれ異なる性能を持っています。キャラクター性能は特定の武器（器官）や状況に応じてシナジーが生まれていくので、性能に沿ったデッキを組み立てていきましょう。また、キャラクター毎に実績も用意されているのでやり込み要素も十分にあります。
弾特化やデバフ特化など色んな性能があるので、新しいデッキを作るための仕掛けが用意されているのもいいですね。
自分で作り上げる「最強の武器」
“お決まりとなっているスキルに飽きたのでしょうか?自分だけのユニークなスキルをつくりましょう!スキルのトリガーをカスタマイズできます。スキルの効果をカスタマイズできます。
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スキルたちをリンクし、指数関数のように急騰する攻撃ループを作ることができます。”
武器（器官）は「武器（器官）の発動条件」「攻撃手段としての武器（器官）の種類」と2種類の「器官」を交互に組み合わせることで構築・拡張できます。この組み合わせによりシナジーの振れ幅と難易度が比例して変化していくのがとても面白く、良い組み合わせができた時の爽快感はVSでは味わえない感覚。個性的で非常に良いですね。では実際にどういったものか見てみましょう！
VSのように100体以上の敵が出現するわけではありませんが、自分の組み上げた武器が画面中で炸裂していくのはとても気持ちがいいですよ！
脳を増やして手数を増やす「デッキ構築」
画像は発動条件2つ＋攻撃武器2つ＝計4つの器官を接続した状況です。初回は7器官まで接続可能で、脳から接続していくようになっています。
１：脊髄「一定間隔で攻撃（器官）が発動する」
２：触覚「攻撃が発動した時、複数の弾をリング状に発射する」
３：目玉「敵に当たった時、攻撃（器官）が発動する」
４：触覚「攻撃が発動した時に弾を発射する」
つまり上の画像では「一定間隔で放射状に弾を発射、敵が被弾するとそこから更に弾が発射」するデッキが組まれているというわけです。発動条件や攻撃（器官）次第で個性的な攻撃方法が次々に生まれていくのが非常にユニークですね。
ローカライズに少し癖があって最初は理解しづらかったので、まずはシンプルに書いているままの器官で試すと理解が深まるよ。基本は「発動条件⇔攻撃内容」の繰り返しだね！
より精鋭に・より強く「アップデート」
先の画像の例では4器官しか使用していませんでしたが、1つの脳には7器官が搭載でき、アップグレードによって搭載器官数を増やすことも可能です。他にも脳の数を増やしたり火力を上げたり、ドロップアイテムのレアリティ率を上昇させたりと多彩なアップグレードが用意されています。
ステージが進んでいけば、十数以上もの攻撃パターンを組み込むことが可能となっています。ベースのキャラクター性能＋デッキ構築＋アップグレードで高難易度ウェーブを乗り切りましょう！
でも、お高いんでしょう･･･驚きの470円
さて、簡単にレビューしましたが「バイオプロトタイプ」はSteamで470円というワンコイン以下の価格で販売中。別プラットフォームではSwitchでプレイ可能、こちらは423円となっています。
VSファンの方、面白いローグライクを探している方、インフレ火力で無双感を味わいたい方、自身で考えた最強のデッキを組みたい方にはとってもオススメな作品です。Re-apla（りあぷら）激推しです！
シューティングローグライク好きに超オススメの作品です！実績も頑張ればすべて達成できる難度なのでコンプリートを目指しましょう！
