こんにちは、Re-aplaのらいらいです。今回は、2024年10月25日に満を持してリリースされた、あるゲームについて語りたいと思います。
その作品は──「ロマンシング サガ2: Revenge of the Seven」(以下、ロマサガ2リメイク)。そう、1993年12月10日にスーパーファミコンで発売された名作「ロマンシング サガ2」のリメイク作品です!
販売直後にすぐ購入し、全ストーリーをクリアしましたが……あまりにも完璧すぎるリメイクでした。これは次世代にも語り継ぐべき作品!というわけで、今回は「ロマサガ2リメイク」の素晴らしさを徹底レビューしていきます。

ロマサガ2リメイクの素晴らしさを次の世代に伝えなくてはいけないんだ!!(使命感)

次世代……それってどっちの世界の話????
ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン

「ロマサガ2リメイク」は、スーパーファミコン版『ロマンシング サガ2』の完全リメイク作品です。パブリッシャーはスクウェア・エニックス(原作リリース当時はスクウェア)。
当時、スクウェアは『ファイナルファンタジー』『聖剣伝説』『ロマンシング サガ』といった名作を次々と生み出し、「スクウェアにハズレなし」とまで言われるほどの影響力を誇っていました。


本作の最大の変更点は、「2Dから3Dへの進化」です。移動に高低差やジャンプが追加され、まったく新しい体験へと生まれ変わりました。
開発を手がけたのは『株式会社Xeen』。彼らは『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』のリメイクも担当し、高品質なリメイクを手がけることで知られています。原作ファンも納得の仕上がりとなった本作、その魅力を詳しく見ていきましょう!

僕も「聖剣伝説3リメイク」を遊んだんだけど、ま~~~~~~~~~~~~~~~~素晴らしい完成度で、よくぞここまで完成度の高いリメイク作品に仕上げてくれたと感動していたんですが。ロマサガ2はそれを更に超えてくるクオリティでビックリしてしまいました。
歴代皇帝たちの記憶と力を紡ぐストーリー。

帝国暦1000年。
恐ろしい魔物が蔓延り、覇を争う国々の戦乱が絶えぬ世界。
人々は混乱の世に現れ世界を救うとされる’七英雄’の伝説の成就を待ち望んでいた。ある日、かの七英雄のひとりクジンシーがバレンヌ帝国の都アバロンを急襲。
人々を蹂躙し、帝国の勇猛なる世嗣ぎヴィクトール皇子の命を奪い去ってしまう。伝説は偽りだった。その事実が人々を絶望と悲しみに染め上げる中、
ヴィクトールの父である皇帝レオンは、強大な力を持つ七英雄への復讐を固く誓う。
魔道士オアイーブより授かった’伝承法’により、
己の命と引き換えに反撃の活路を見出し、もうひとりの息子ジェラールに自らの力と記憶を伝承した。こうして今、帝国の皇帝たちと七英雄との長きに渡る激しい死闘
-遥かなる戦いの詩-の幕が上がる。
かっての英雄であった「七英雄」・・・モンスターを根絶した後、消息を絶っていた彼らが突如として世界を脅かす存在として再び現れました。
初代皇帝「レオン」は息子である「ジェラール」にその力を伝承法で引き継がせ皇帝に即位、「ジェラール」は世界各地を回り七英雄の野望を阻み歴史を刻む、そして伝承法を用いてまた次の皇帝へその力を引き継がせる・・・これを何百年と繰り返し、七英雄に挑むという壮大なストーリーとなっています。

こう見ると壮大で時間がかかるゲームなのかな?と思うけど、あっという間に100年すぎて次々と皇帝が入れ替わっていくよ。
主役不在!?ただの兵士が皇帝に!!

本作では、100年周期で次の皇帝へと世代交代が行われます。
「え?じゃあ本作における主人公の存在は?あらすじのジェラールはどうなるの?」と思われるかもしれませんが、本作には固定の主人公が存在し続けるわけではありません。RPGにおいて主人公が当然のように存在する時代において、本作のシステムは非常に斬新であり原作当時も話題になりました。
厳密に言えば、主人公的な立ち位置のキャラクターは存在します。しかし、物語の中心となるのは特定の人物ではなく「バレンヌ帝国に仕えるクラス(役職)キャラクター」、いわゆる「モブキャラ」が皇帝に即位していきます。
ですので、正しく言えばモブキャラ達が主人公のゲームと言っても過言ではありません。


時にはバレンヌ帝国と同盟を結んでいる国のクラスキャラクターや、特殊クラスの自動人形・モグラ・サラマンダー・人魚といった個性的なキャラクターを皇帝に即位させることも可能です。
各クラスのキャラクターは総勢34クラス×8名+固有キャラと総勢290人以上存在。各年代ごとにキャラクターの名前も変わっていきます。プレイヤーはこのクラスキャラクターから皇帝を選び、一定期間ごとに次の世代へと引き継いでいくことになります。
このシステムにより、壮大な歴史の流れを体感できるのが本作の大きな魅力の一つとなっています。

当時としては奇抜なシステムだったんだけど、キャラクター自体への掘り下げがあるわけではないので割と淡白に感じていたんですが。リメイクではこの皇帝1人1人が紡いだ歴史をあっと驚く表現で昇華させてくれています。僕はこの演出で大号泣してしまいました。
これぞロマサガ!個性的な戦闘システム

ロマサガシリーズは戦闘システムが少し特殊な点も魅力のひとつですね。ロマサガらしさを残しつつもリメイク版では操作感が改善されたUIの刷新に加えて新システムも追加されており、より爽快感と迫力の増したバトルが繰り広げられるようになりました。
命を大事に!「LP」システム

ロマサガ特有のシステムのひとつ、それは命が尽きればそのキャラクターは二度と生き返ることがない「LPシステム」の存在。これによってロマサガのバトルは非常に緊張感のある物となっています。
各キャラクターにはLPという数字が割り振られており、HPが0になるとLPが1減算します。HPを回復することで再び立ち上がることができるのですがこのLPが0になった時点でそのキャラクターは二度と現れることなく退場となります。

特に女性キャラはLPが少な目なので、しっかり守ってあげないと

経験値に応じてキャラクターのレベルが上がる一般的なレベルシステムではなく、使用した武器に応じてレベルが上がっていく「武器レベルシステム」。非常に独創的でスリリングなバトルが楽しめるところがロマサガの魅力です。
ちょっとだけロマサガの特徴的なシステムを見てみましょう!
新しい技を習得!「閃き」システム

まず何といっても「閃き」は代表的ですよね。装備している武器種に応じて既存の技から派生して新しい技をひらめくというシステム。頭の上に豆電球が輝く画像を見たことがあると思います。

ロマサガシリーズと言えばやっぱり「ピコーン!」だね!当時は何が閃くのかよくわかってなかったから、閃きが発生するのが楽しみでワクワクしてたんだよね。
相手の技を完全無効化!「見切り」システム

「見切り」は相手の技を受けることで確率で習得することが可能、これにより敵からの手痛い必殺技を完全無効化することができるというシステム。ただし、見切りを覚えさせる技には上限があるので、必要な見切り技を見極めることが重要になります。

確か昔は技と見切りって同じ枠だったと思うんだけど、今作からは別枠として扱われるようになったんだよね。こういう細かい改良点もとっても好印象。
戦闘を有利に進める!「陣形」システム

戦闘時に特定の陣形を組むことで様々な恩恵を受けることが可能となり、戦闘を有利に進めることができます。ただし陣形には大きなメリットに加え若干のデメリットもあるので、パーティのクラスに応じた最適な陣形と配置を考える必要があります。陣形を獲得するには各クラスを皇帝にすることが条件となり、リメイク版では追加クラスも存在するため、様々なキャラクターを仲間にして皇帝に即位させてみましょう。

「インペリアルクロス」なんて、ゲームが好きなら一度は聞いたことがあるんじゃないかな?陣形によって大きく戦闘の展開が変わるのも面白いところだよね。
オーバードライブで畳み込め!「連携」システム

新要素として敵の弱点となる武器や属性で攻撃するとオーバードライブゲージがたまり、最大になると仲間同士の連携技が使用できる「連携」が追加されました。
ロマサガ2リメイクは敵味方の素早さを基準にして順番に行動する「タイムラインバトル」方式で戦闘が進みますが、この「連携」を使用することで敵の順番を飛ばして連続した攻撃が可能となり一気に畳み込めるのです。
その際の連携に使用する技に応じて、技名がどんどん長くなって無茶苦茶な名前になるのも非常に面白い演出ですね。
また、連携技で敵を倒すことで連携ボーナスとして技術点がプラスされるため、積極的に狙っていきたいシステムとなっています。

とあるところで見ることができる「サイコくしテンプポセイドンマリオソウル赤竜波」とかもう無茶苦茶すぎて笑っちゃうよね。
見どころは盛り沢山!!その目で確かめよう!!

古のゲーマーとしてはBGMだの名セリフがどうだのと・・・まだまだ伝えたいことが山のようにありますが、「ロマサガ2リメイク」は、ただの懐古ではなく“現代に蘇った名作”という言葉がぴったりの作品でした。
原作の独創的なシステムや緊張感のある戦闘はそのままに、最新の技術で大胆かつ丁寧に再構築されており、まさに「リメイクの理想形」と言える完成度です。
皇帝たちの命を紡ぎ、幾世代にも渡って続く戦いの歴史。プレイヤー自身がその壮大な歴史を体感できるからこそ、物語の一部となったような没入感を味わえるのだと思います。
「昔ロマサガを遊んだ人」には感涙ものの演出が待っていますし、「初めて触れる人」にとっても唯一無二のRPG体験が待っています。まさに次の世代に語り継ぐべき作品、それが『ロマンシング サガ2: Revenge of the Seven』です。

いやほんと、次世代に伝えるとか使命感とか言ってたけど──これは胸を張って「伝えるべき作品」って言えるよ!!






