Re-aplaのらいらいです。パルワールドの止め時が分からず困っています。
さて前回記事で紹介した「Palworld(パルワールド)」ですが、我々の予想を超え爆発的に売れています。いや・・・これは開発元のポケットペアが一番驚愕して(そして嬉しい悲鳴をあげて)いるのではないか?というほどに爆売れ中です。
Re-aplaの記事も一気にアクセスが集中して驚きました・・・こ、これほどまでとは。
総販売本数はなんと400万本!
その売れ行きはまさに空前絶後、破竹の勢い。リリースから3日足らずで総販売本数が400万本を突破したと、公式X(旧Twitter)から発表されました。
なかなか伸び悩むことの多い国産インディーズタイトルですが、話題性もあったので(クラフトピアよりは売れるんじゃないかな)などと勝手に思っていました。この勢いは想像を遥かに超えていて驚いています。
「1時間に8.6万本売れている」というパワーワードも出ているほどでちょっと意味が分かりません・・・。
#パルワールド 、リリースから約3日で売上本数400万本達成しました!
— パルワールド/Palworld 公式 (@Palworld_JP) January 21, 2024
昨日よりも勢いが増し、直近は新たなプレイヤーの皆さんが時速8.6万本でご購入いただき、Steamで冒険を始めています。
ありがとうございます!
面白かったら、ぜひ「おすすめする」レビューで応援お願いします!#ポケットペア pic.twitter.com/9oD9iuX5PA
一応過去にも、純粋な国産インディーズでトレンドを席巻したゲームがあります。2020年にマーベラス(開発:エーデルワイス)よりリリースされた「天穂のサクナヒメ」が記憶に新しいですね。SNSやニュースサイト、そしてTVなどでも特集が組まれるほどの話題作でしたが、こちらは約8カ月で100万本。比較すると「Palworld」の凄さが際立ちますね。
信じられない程の快挙ですね。国産企業ゲームのタイトルでは「モンスターハンターワールド」「エルデンリング」などが1,000万本以上を売り上げているテンミリオンセラーとして挙げられます。
パルワールドも近日中に販売本数500万本を突破すると思われるので、夢の1,000万本到達も見えてくるかもしれませんね!凄いぞポケットペア!
(追記:記事公開直後、500万本突破の発表がありました!)
#パルワールド 、リリースから3日で売上本数500万本達成しました!!
— パルワールド/Palworld 公式 (@Palworld_JP) January 22, 2024
本当にありがとうございます!#PalworldArt でのイラスト投稿、#PalClips での動画投稿も世界中から沢山いただき、ありがとうございます!
面白かったら、ぜひ「おすすめする」レビューで応援お願いします!#ポケットペア pic.twitter.com/L4ilqb54mT
同時接続者数100万人!?
売り上げで快挙を成し遂げた矢先、「Steam同時接続数」でも110万人同時接続という記録をたたき出し、1位の座を獲得しました。記事を書いている現時点(平日月曜の昼)も、同時接続数はなんと899,503人。2位の「Counter-Strike2」を大きく突き放している状況です。
しばらくすると同時接続数は落ち着いてくるとは思いますが、リリース直後とはいえアーリーアクセスのインディーズタイトルが同時接続数歴代1位を取っている異様さは目を引くものがあります。注目度や話題性にゲーム本来の面白さやシステム水準の高さ、そして安定した接続が保たれた結果がしっかり反映されているのだと思います。
【歴代有料ゲーム史上1位!】#パルワールド を現在プレイ中のSteamユーザーが110万人を突破しました!
— パルワールド/Palworld 公式 (@Palworld_JP) January 21, 2024
本当に本当にありがとうございます!
皆様に末永く楽しんでいただけるよう、開発チーム一同これからも精一杯頑張ります。
今後ともパルワールド、そして #ポケットペア の応援よろしくします! pic.twitter.com/NvoaFbcOHG
有名どころだと、「モンスターハンターワールド」「エルデンリング」「FINAL FANTASY XIV Online」「Street Fighter 6」あたりがかなり同接者数が多いゲームです。これらの企業ゲームを大きく引き離して同接ミリオンを達成しているといえば、その偉業がわかりやすいかもしれません。
昔「クラフトピア」リリース時の流れを見ていた僕からすると、宣伝手法やゲーム内設計が非常に丁寧に改善された印象がありますね!
実際にプレイしてみた
Re-aplaのらいらいとMayaSirFishも、リリース直後から友人と専用サーバーで遊び始めたのですが(毎度のことながら、ギフトありがとうございました!!)、止めるタイミングが分からないプレイヤーが続出。寝る間も惜しんでみんな黙々とプレイしていました・・・ね、眠たいっ!
日曜のお昼過ぎからサーバーに入って、月曜朝の連続テレビ小説の時間におふとんに入りました。
ということで、それなりにマルチプレイした2人からの感想です。同じゲームをしているとは思えない感想の違いもお楽しみください!
▼UIゲームシステム
操作感・UIデザインが良いです。完璧ではないとしても、プレイ中ストレスを感じるところが非常に少なく、最低水準はクリアしていると思います。リリース時にありがちな鯖落ちやバグで頻繁にプレイできなくなるという問題はほぼ皆無で、延々と遊んでしまいます。
▼採取・保管・生産
エリア内であればチェストにある素材を参照してアイテムの生産が可能なので、チェストの整理整頓をする必要がない!更に生産や回収はパルが行うように指示できるので、自動化・効率化によって余計な手間が省けるのは超ストレスフリー!資源管理型サンドボックスが好きな方もハマる内容だと思います。
▼バトル
現状はやや改善の余地ありですね。一般的なフィールドパルはプレイヤーの攻撃(攻撃力低め)で対応することが多いのですが、レベル差によっては一撃で倒してしまい、捕獲しにくい状況が発生します(※武器の持ち替えで対処可)。
ボスクラスのパル戦ではパルがメイン戦闘員となります。属性を考えて連れていけば高レベル帯でも戦える遊びやすいバトルバランスだと思います。ただ、パル同士のバトルは若干モタつきやラグが発生。ラグの中プレイヤーはひたすら逃げるだけなのでここら辺がもう少し改善されると良いなと感じました。
▼建築
かなり楽しい!レベルアップ時に獲得できるポイントを使って作れるものを増やしていくタイプです。既に家具やお風呂、トイレも実装済み!ただ、一度設置すると配置替えができなかったり(解体→再設置の必要あり)、接地面の角度が優先され設置物が傾いてしまったり、当たり判定が甘くパルが引っかかりがちだったりと気になるポイントも。これからにも期待大かな。
▼拠点パル
拠点ではたらくパルは現状「器用貧乏より特化型」一択。作業への固定アサインや優先度の設定がうまくできず、金属掘ってほしいのにごはん育ててる!?みたいなことが頻繁に起きてやきもき。早く細かい指示ができるようになりますように!
▼難易度設定
通常難易度以外にも、デスペナルティのレベルからたまごの孵化速度まであらゆる設定調整が可能。ここがめちゃくちゃストレスフリーに遊べるポイントかも!マルチサーバーで「自分がオフラインの間に拠点が定期襲撃を受けてボロボロに」なんて悲しい事件も起きなくなります。
▼スクリーンショット
カメラ機能、ください……。スクショ撮りたい!!(実はもうあるのかな?教えて~!!)
▼その他
パルやゲーム内のシステム・デザインに「○○に似てる……」と思うことは結構あります。でも素人にパクりとオマージュの区別は困難で、許容するかしないかの線引きは(権利者が言及しない限り)個々のプレイヤー次第です。わたし個人は許容しない(できない)方の気持ちもわかるので、そういう方を無理に誘ったりしないようにしたいですね。
目指せ!GOTYタイトル!
新年早々、センセーショナルなデビューを飾った「Palworld」。2024年のゲーム業界に最初の大きな爪痕を残しましたね!この勢いなら今年のGOTY受賞の可能性も見えてきたのではないでしょうか?
今後のアップデートや正式リリースまでも目が離せません!