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Steamの多様なイベントを深堀り「第2回The Indie Housesデジタルイベント」開催中。

ニュース

2023年5月25日(木)~5月31日(水)の期間、Steamで「第2回 The Indie Houses」デジタルイベントが開催されます。Steamにはストア内に特設ページが掲載されていますが、この「The Indie Houses」とはいったい何なのでしょう?気になるのでRe-apla(りあぷら)なりに調べてみました。

らいらい
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Steamでは色んなイベントが開催されているけど「あっ!とりあえずセールだ!」程度にしか考えてなかったので、今回は本イベントをしっかり理解してみようと思います。

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「The Indie Houses」とは

「The Indie Houses」と言うインディーゲームパブリッシャー7社が立ち上げた組織。 「インディーのためのインディー」という基本理念を念頭に置き、パブリッシャー間の激しい競争ではなく、知識の共有を軸とした環境の推進を目標としている組織の1つのようです。

The Indie Houses は、ゲーム業界のベテランで構成される国際的なパブリッシャーの集合体です。7 つのパブリッシャーと開発者の間で、私たちは複数の大陸、言語、ジャンル、視点にまたがっています。

私たちは、教育、奨励、協力、透明性、機会を通じてお互いの成長を共同でサポートすることを信じています。私たちは自分たちの経験を前向きなビジョンと結びつけ、同じ分野の他の人々を相手や障害者としてではなく友人や協力者として扱うことを信じています。当社のインディーズ・フォー・インディーズという姿勢は、熾烈な競争よりも知識とリソースのオープンな共有に重点を置くことを好むことを意味します。

私たちの仕事は、私たち自身と開発者だけでなく、インディー ゲーム全体の地位を高めることを目的としています。私たちは、組織内外の他の開発者やパブリッシャーと協力的で友好的な関係を育みます。ゲームをすべての人にとってよりフレンドリーでより包括的な場所にするための私たちの旅に参加してください。

https://theindiehouses.org/dev_studio/the-indie-houses/

加盟パブリッシャーはAkupara Games, Fellow Traveller, Neon Doctrine, Raw Fury, Those Awesome Guys, Toge Productions, Whitethorn Gamesのようですね。

つまりインディーズゲーム開発者同士で業界発展に寄与できる活動を行う集合体で、2021年8月から発足しているらしく、定期的に様々なイベントで活動を行っているみたいです。今回のSteamで開催されるイベントもその活動の1つという事ですね。

らいらい
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「CoffeeTalk」「HACKNET」「MOVE TO DIE」など制作しているパブリッシャーたちだね!

今回のイベント趣旨

今回開催されたイベントの大きな趣旨は「ゲーム業界に携わる女性への支援」のようです。

この期間、Steam特設ページでは女性主導の開発チームによって制作されたゲームや、女性が主人公のゲームが特集されており、The Indie Housesの各パブリッシャーが得た収益の一部が「Girls Make Games」奨学基金に寄付されるとのこと。

らいらい
らいらい

そういう意義のあるイベントだったんだね~!寄付先の団体も気になるなあ・・・

さて、この「Girls Make Games」とはどのような組織なのでしょうか?

ゲームを愛する女性を支える組織「Girls Make Games」

Girls Make Gamesは2014 年に設立されたアメリカの団体。ゲーム業界キャリアに関わる女性たちをサポートし奨励することを目的としている組織で、主に女子学生を対象としたサマーキャンプを毎年開催して、ワークショップを通じてゲームデザインやプログラミング方法をコーチングしているようです。

僕はもっぱらゲームを楽しむだけだったので気にかけたことがありませんでしたが、女性開発者へのサポートを行う活動がゲーム業界でも行われているようで、他にもそういった組織や事例があるのかな?と調べてみたら「4Games」さんの記事にも近い内容のレポートがありました。

らいらい
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Sonyや任天堂、EAやUnityといった様々な組織も発展の為にサポートしているんだね。ゲーム開発の裏側にはこういうサポートがあったりするんだなあ。

女性視点で作られたゲームを体験してみよう!

イベント期間には女性主人公のゲームや、女性主導の元開発されたゲームなどがピックアップされています。購入した売り上げはゲーム開発の発展に貢献できるのも嬉しいですね!この機会に新しいゲームとの出会いを探してみてはどうでしょうか。

では最後に、The Indie Housesデジタルイベントで見かけた個人的に気になるゲーム「Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜の紹介。

「Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜」

実はこのゲーム、2021年のE3とSummerGameFestのストリームで知っていたのですが、次々と流れるゲームトレーラーの中で突然ジブリ作風のような独特のセルルックアニメーションが個性的でけっこう印象に残っていました。このゲームは台湾の開発スタジオ「Silver Lining Studio」が開発を手掛け「Akupara Games」「アカツキ」が販売した作品です。

本作のストーリーは、ニューヨークの個展を目指し絵を描き続ける主人公。単調な毎日のなか、向かいのマンションに住むオレンジ色の猫を飼い、絵ばかりを描いている年配の老画家との出会いからはじまるすこし不思議な物語。

ゲーム自体はクリック型パズルゲームなのですが、ストーリーパートとゲームパートがシームレスに入れ替わり、視点がパノラマビューで360度見渡すことが可能なユニークな仕掛けがされているのが個性的ですね。Steamのレビューも「圧倒的に好評」ですし、公式HPやTwitterを見ても開発やユーザーからとても愛されている作品なのだと感じさせられます。

らいらい
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僕はPC版を遊ぶ予定ですが、プラットフォームは幅広くSwitchやPS4、そしてiOSやAndroidでも遊べるので是非遊んでみてね!

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