Re-apla(りあぷら)のらいらいです、あけましておめでとうございます。
皆さん、あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いします!
あけましておめでとうございます!
本年もRe-aplaをどうぞよろしくお願いいたします。
さてさて、新年一発目になる僕からの記事は、年末に日本をはじめ世界中で大きな話題となった「8番出口」です。皆さんはもうプレイしましたか?
8番出口とは?
「8番出口」は2023年11月29日にKOTAKE CREATEからSteamにて配信開始された短編ウォーキングシミュレーター。日本のどこかにありそうなリミナルスペースの地下通路を進み、様々な怪奇現象を乗り越えて8番出口を目指し、地上へ脱出するというゲームです。
説明するととてもシンプルなゲームですが、本作がここまでヒットした理由を紐解いていきましょう。
8番出口はまやさにプレゼントしてもらったんだ。僕は1時間で全部の異変を発見したよ。凄くカジュアルなゲームだけど、苦手な人はちょっと苦戦しちゃうかも・・・
らいらいおじさんは12月頭が誕生日だったから、お祝いに贈ったんだよね。
そしたら初手ノーミスクリアされちゃった……。なんか不服……。
恐怖を誘うリミナルスペースを進む
ゲームは、起動すると説明なく唐突に始まります。ですが無機質な地下通路を進めば「8番出口」へ向かうためのガイドラインがあるので、おのずと「何をすべきか」はわかることでしょう。
ルールは前述したように8番出口を目指すだけなのですが、出口に到着するまで1→2→3番と計8つの通路(チェックポイント)を通らなければなりません。ゲーム開始時に通った通路が「正しい」通路なので、それぞれの通路ごとに何らかの「異変」が起きていないかを探りましょう。異変が起きている場合はすぐ引き返してその通路をやり直し、異変がなければ直進して次へ進むというルールになっています。
もしも異変に気づかず進んでしまうと「0番」からやり直しになったり、運が悪いと……。
道中では様々な異変が起きるのですが、ジャンプスケア(大音量などびっくり要素)よりは、「ん・・・?よく見たら、あれ・・・?うわっ!?」と、気づくとぞっとしてしまうような不気味な異変が多い印象です。
根本的なゲーム性は”ホラー要素のある間違い探し”であり、以前レビュー記事を書いた「I’m on Observation Duty」に近い雰囲気があります。作者であるコタケノトケケさんから参考にしたとのコメントもありましたね!
8番出口の類似作品についてどう思っているのか質問があったのですが、「既存の物の新しい組み合わせ」で新しいゲームが生まれると思っているので、全く同じ場所やシステムでない限り開発者としては全然OKです。
— コタケノトケケ (@NOTOKEKE) December 22, 2023
8番出口も「I'm on Observation…
ジャンプスケアは絶対無理!一度たりとも見たくない!という人はやめておいた方がよさそう。
けどこのゲームは「日常がいつの間にか異変に巻き込まれている恐怖」が中心だよ。SCP系が好きな人なんかにはおすすめ!
僕はホラーや不気味なものが得意なのであっという間にクリアしちゃったなあ・・・怖いという先入観ではなく「不穏な世界で起こる間違い探しなんだ!」という気持ちで挑むと怖さが軽減すると思うよ・・・た、多分ね!!
因みに本作はUnreal Engine 5をベースに制作されているため、非常にリアリティが高く挙動が滑らかです。そのため移動する時などは描写に強くモーションブラー(画面がブレている表現)がかかってしまうため、酔ってしまう方もいるかもしれません。
画面共有で見てたけど、初期設定だとだいぶ酔っちゃった……。設定を変えるとかなり落ち着くから、まずは設定を触ってみてね!
LIVE配信で「共に見つける」楽しさ
近頃はソロプレイやマルチプレイといった従来の楽しみ方に加え、YoutubeやDiscordでの「LIVE配信」という形でゲームを楽しむことが増えましたね。8番出口は個人制作では珍しいリリース初日からのスマッシュヒットでしたが、その勢いを加速させている要因としてストリーマーによる配信があります。
「8番出口」や「I’m on Observation Duty」は、FPSのようにヒートアップするゲームではないですし、RPGやノベルゲームのようにストーリーに深く共感するようなゲームでもありません。ライブ配信におけるこの作品達の魅力は、視聴者を巻き込みながらコンスタントにリアクションがあり、配信側も視聴側もお互いが盛り上がれるインタラクティブ性にあります。
僕はこのジャンルの面白さをライブ配信や友達との画面共有で体験しました。配信者だけが違いに気付いたり、視聴者だけが気付いてコメント欄が一気に盛り上がったりする瞬間はみんな画面にくぎ付けになっちゃうよ。
配信者と視聴者それぞれ気づく瞬間が違うので、それぞれの反応がとても面白いよ~!
あっ待って!!今!そこ!!そこ違った~~~~~~~~~~!!!!
って、何度叫んだことか……思わず反応させられちゃう、ズルい……。
オマージュ作品が続々と
ヒット作が出るとリスペクトというか・・・類似作品が出るのも恒例となっていますよね。コタケノトケケさんに「8番ライク」と名付けられたこのジャンルは、現在パッと挙げられるだけでも「エスカレーター」「Station5」「偽夢」がリリースされています。「Station5」に至っては僅か1ヶ月でリリースというスピード感・・・グラフィックは綺麗ですが、Steam評価では共に賛否両論となっていますね。「偽夢」に関しては好評となっているので、こちらはユーザーに好まれているようですね。
これら後追いとなるタイトルはパクリでは?と思われる方もいるかもしれませんが、作品のシステムを踏襲しつつ、新要素を組み込んだゲームが別パブリッシャーからリリースされることはままあることです。こちらについても、コタケノトケケさんは同じアイデアでない限りウェルカムな姿勢を示しています。
8番出口の類似作品についてどう思っているのか質問があったのですが、「既存の物の新しい組み合わせ」で新しいゲームが生まれると思っているので、全く同じ場所やシステムでない限り開発者としては全然OKです。
— コタケノトケケ (@NOTOKEKE) December 22, 2023
8番出口も「I'm on Observation…
今後もオマージュ作品がリリースされると思いますが、独創的なアイデアを盛り込んだ内容だと良いですね!
どうしてもトレンドの後追いで急いで作られた作品は、質の低いモノが多い傾向にあるけど・・・それなりに売れちゃうもんね。ビジネス的な意味では理解しているけれど、できれば個性的で面白い作品としてオマージュしてほしいな。
最初の方のリリースは荒っぽい出来のことも多いけど、数と経験が集まればより洗練されていって一大ジャンルになっていくかもしれないし。
このまま「8番ライク」がジャンルとして大きく育っていったらすごく嬉しいな!
続編も開発中!?
コタケノトケケさんは現在、8番出口の新作を開発中とX(旧Twitter)で報告されています。内容こそ明かされていないものの、8番出口ゲーム内にも登場した「広告」に今度は本物を利用する構想があるとか!?
「#8番出口 の続編」でゲーム内に広告を載せたい個人、法人の方を募集しています。
— コタケノトケケ (@NOTOKEKE) December 31, 2023
8番出口の広告はすべて架空の物ですが、開発中の続編では実際にある物の広告を出せたら面白そうだと思っています。
興味がある方はアンケートにご回答お願いいたします。
正式な応募フォームは後日作成予定です。
■ 「8番出口」のゲーム内に存在する、歯科医院やアルバイト募集などの広告のような状態で掲載させていただきます。
— コタケノトケケ (@NOTOKEKE) December 31, 2023
■広告に異変が起きる場合があります。(異変が起きる場合は、事前に問題ないか確認させていただきます)…
なんかファミマのアルバイト募集広告が8番出口の広告と同じで話題になってたよね。Re-aplaも広告出せないかしら・・・?
夢広がる~~~~~!!!!
応募フォームが発表されたら応募しよ!応募!!
全ての異変を明らかにしよう!
まだまだ話題が尽きないホラーウォーキングシミュレーターゲーム「8番出口」は、Steamにて470円で大好評配信中。また、コタケノトケケさんのX(旧Twitter)やSteamデペロッパーページ「KOTAKE CREATE」も要チェック。8番出口の続編情報や、2025年にリリース予定の新作「STRANGE SHADOW」の情報なども公開中です。
今後も動向が見逃せませんね。
新年最初の記事はいかがでしたか?「8番出口」はとてもカジュアルでループ性もあり、1人でやってもみんなでやっても楽しめます。ぜひ遊んでみてくださいね。