Re-apla(リアプラ)のらいらいです。
みなさんは協力プレイは好きですか?僕は大好きです。ゲームには大概、いやらしい高難易度のギミックが多く配置されていますよね。1人では乗り越えるのが困難でも、仲間と共になら乗り越えられる。そこに達成感や喜びが生まれ、大きな思い出ができるわけですよ、ん~!!実に良い話ッ!!
しかし、簡単な障害のはずなのに、一緒に遊ぶ友達が多ければ多いほど難易度が激増しちゃう……そんなゲームがあるんです。今日は楽しさともどかしさの狭間を体験できる協力アクションパーティゲーム「PICO PARK(ピコパーク)」を紹介したいと思います。
PICO PARK(ピコパーク)へようこそ
見た目はシンプル、最大8人によるマルチプレイ対応のアクションゲーム「PICO PARK」。開発、パブリッシャーは「TECOPARK」、三宅俊輔氏の個人開発によって2021年5月にリリースされた純日本産ゲームです。
元々レガシー版としてリリースされていたのですが、オンラインプレイ可能にリファイン後、リリースして僅か3か月でストリーマーによる動画によって瞬く間に知れ渡り、2022年7月に全世界累計販売本数100万本を達成しているほど大ヒットしている作品です。
インディードリーム!しかしヒットにたどり着くまでは大変だったようです。ファミ通さんやAutomatonさんで三宅氏のインタビューを見ることができますよ。
簡単すぎるソロプレイ・・・?
このピコパーク、本当にシンプルなアクションゲームでして。やることは簡単、ステージにある鍵を入手して、ゴールを目指すだけ。落とし穴があればジャンプで避けたり、高い壁があったらブロックに登って突破したり、時々パズル要素もあったり、少し考えればわかるくらいのシンプルなトラップがステージごとに用意されています。
1人でプレイしているとかなり簡単なので子供向けなのかな?と思ってしまいますが、このゲームは複数人でワイワイ遊ぶことを前提として設計されています。マルチプレイになると参加人数に応じて難易度が激変。PICO PARKが牙を剥いてきます。
最初は「え?なんでこれがヒットしたんだろう?」って思っちゃいましたが、マルチプレイでその理由がよ~~~~くわかりました。
マルチプレイからが本番
マルチプレイは最大8人でプレイ可能。8人もいると画面の中がワチャワチャして賑やか!
おや、道の先に大きな穴があって向こう岸のボタンが押せません。これは大変ですね!そんな時はみんなで協力してボタンを押せるように階段を作ってあげましょう!まるで男塾名物「万人橋」を思わせますね。……え?今落ちてったの誰??
ちょっと!6段目わたしが乗るって言ったのn……ああああああ!!!!
今度はみんなが伸縮ロープで結ばれていますね!取りに行けそうにない鍵だって、みんなの力を合わせれば必ず取れるはずです!みんなの力を合わせれば……。でもこういう場面でふざけたりツッコミしたりもとっても楽しい、それもゲームを沸かすピースの1つですよね。
あともうちょっと右……もうちょ……っ行きすぎ行きすぎ!!!何でぇ!!?!?(紛糾)
ゲームにはpublicモードもあるので自分で部屋を建てて世界中の方とプレイも可能。でもpublicでのプレイはコミュニケーションの手段がないので無法地帯!しかし何故か楽しいし面白い。ついつい画面に向かって「なんでだよw」とツッコミを入れてしまいます。
「言わなきゃ伝わらない」ことを再認識させられる
PICO PARKは全48ステージ構成。ステージの難易度は緩やかに上がっていきます。そのため最初は意思疎通しなくても何となくクリアできていても、徐々に指示を出したりタイミングを図ったり声を掛け合わないとどんどん難しくなっていきます。
8人が好き勝手にフィールドでワチャワチャ動き回ると、当然失敗が続くことに。ツッコミながらみんなと何度もトライしていくのは本当に楽しいのですが、時々イラっとさせられます。ですがそれもとても楽しい要素。
Discord等で通話しながらプレイすると本当に楽しいPICO PARK。協調性が求められるものの、助け合ったり時にふざけ合ったり、プレイヤー同士声を掛けるタイミングが沢山あるので盛り上がること間違いなし。まるで小さい頃友達の家でゲームしていた感覚を思い出させてくれます。
PICO PARKはPC(Steam)/Nintendo Switchにて販売中。家族や友達、そして視聴者参加型配信などにもマストなゲームですし、価格も520円と非常にリーズナブルなので是非遊んでみてくださいね。
例えばマリオパーティやメイドインワリオ、そして友情破壊で有名なドカポンシリーズ等々パーティゲームってやっぱり楽しい!しかしPICO PARKは極限までシンプルなのに面白おかしい会話が生まれちゃう、凄く良く考えられたゲームです。