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世界初。メタバースで本格的な執事講座が開催されました!【日本執事アカデミー特別講義inメタバース】

レビュー

皆さんこんにちは!Re-apla(りあぷら)のMayaSirFishです。
今回は、世界で初めてメタバースで開催された執事養成講座にご招待いただいた際のレポート記事です。

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ちょっと長い前置き

先月、タイムラインを眺めていた際に飛び込んできたのがこちらの告知。

現代日本で実際に執事・メイドをしている会社が存在している、ということは少し前から知っていました。いわゆる執事メイド喫茶系ではなく、本来の「執事」の意味に近い業務を行っているとか。
その日本バトラー&コンシェルジュ株式会社さまが、なんと実際の執事育成で教授されている講義をメタバースで行ってくれるというのです!

 当イベントでは、最高レベルのホスピタリティとおもてなしを提供できる執事・コンシェルジュ・ハウスメイド人材を育成する目的で設立された「プロフェッショナルバトラーアカデミー」で教授される講義のエッセンスを学ぶ事ができます。

https://butler-concierge.com/butleracademyvirtual/
MayaSirFish
MayaSirFish

もともと、対個人特化の究極的な接客サービスに興味があったんだよね。
自分に特化したサービスを受けてみたいという気持ちと、特化まではせずとも相手個人をしっかりと認識した上での丁寧な接客をしてみたいっていう気持ちと。
だから学生時代アルバイト先に式場を選んだりしてて~……(終わらない自分語り)

ごくごく個人的な話ですが、わたしは”主”として執事の館の歩みを10年近く時に近く時に遠く見守り、昔には何度か「仮住まい」に帰宅したこともある程度には「執事」に興味があります。「仮住まい」のいわゆる業務形態自体は喫茶に近いものではありましたが、表で接する方も裏方として業務にあたる方も含め、執事という名を冠して働く方々の圧倒的なホスピタリティに尊敬の念を抱いたことを今でも覚えています。

今回、告知のあったタイミングでたまたま以下の紹介を見て、これはもう応募するしかない!と思いました。

そして招待枠30名に応募者150名という凄まじい倍率の中、幸運なことに招待をいただけました!
喜び勇んで行ってきた、今日はその様子をご紹介します。

日本執事アカデミー特別講義inメタバース!

会場にjoinすると、参加者のほとんどがVRChatを普段から遊んでいるユーザーでした。(ユーザーランクやアバターの見た目・改変度合いでわかります)
プロフィールを拝見するとVRChat内で接客イベントのキャストをされている方も多くいて、「需要あるよな~!」とこっそり納得していました。

今回のプログラムの内容はこちら。

  • 執事について
    昔の執事、現在の執事について
  • 所作について
    紅茶の淹れ方、ワインのサービング
    敬礼の仕方など執事に必要な所作
  • コミュニケーション
  • 写真撮影会

「写真撮影」などはVRChatイベントならではのプログラムですね。
講師を務めてくださったKaji_BCJ(愛称:かじぃー)さんも実際に執事バトラーとして働いている方ですが、勝手にイメージしていた「めちゃくちゃマナーに厳格で恐い人」ではなくとっても気さくなお人柄でした。ご本人もVRChatをかなり楽しんでいる様子で、講義の中でもVRChatの文化に則したお話をしてくださっていました。

すべてをここに載せてしまうと超長文になってしまうので、ここから先は内容をピックアップ。

執事ってどんな仕事をしているの?

わたし達が執事と言われてつい想像しがちな「主に近侍している人」は従者(ヴァレット)。厳密には執事とは別物でした。ただし、執事(バトラー)がその役割を兼任することも多かったそうです。
近世における執事は、資産管理や酒類・銀食器の管理、使用人の管理監視を中心に行う上級使用人でした。

現代の執事の業務(※日本バトラー&コンシェルジュ株式会社における)は、資産管理から子女教育、要人警護にスタッフの管理、ご家族のプライベートの手配や同行に至るまで多岐に渡るそうです。サポートのため、依頼主の会社に社員として所属していたりもするんだとか。

基本的に1人の依頼主に対して執事が(新人だろうが)1人、これはずーーーーっと変わらないんだそうです。
「確かにそんなイメージはあるけど、実際に現代でそんなことしてる人・できる会社ってあるの!?」と驚愕しました……。

MayaSirFish
MayaSirFish

色んな実体験や、先輩執事さんのお話が出てきてとても興味深かったです。

「執事です」「ああ、牧場経営の方?」……じわじわくる。

所作を学ぼう。基本のサービング、敬礼

2人1組になって、サービングの練習

「執事と言えば!」な所作の指導・練習もありました。
執事たるもの、実際にはこういったサービングを行う機会がなかろうとも、紅茶を頼まれ午後ティーを買いに走ることになろうとも、美しい所作を忘れてはならない。ということで、実際にワールドのティーポットやワイングラスを用いて練習です。

「礼節を尽くす」のは言葉にすれば簡単ですが、高々次元のそれを所作でとなると、姿勢から指先まで意識を張り巡らせる必要があります。あちらを意識するとこちらが立たず……。む、難しい!
美しい所作は日頃の鍛錬から、ということで最近は自分の紅茶を習った通り「失礼いたします」と淹れています。(盛りました。「失礼いたします」は言ってません)

MayaSirFish
MayaSirFish

アルバイトでサービングの経験はあるんですが、ワインって本当に難しくて。
腕がぷるぷるするし、手が小さいと滑って落としそうな恐怖があるし。滴は上手く切れないし……でも、執事の皆さんも最初は同じだったそうです。執事だって同じ人間。

この特別講義、なんとアフターサポートまでばっちり。「もし後日、所作などでわからない点が出てきたらVRChatでお呼びください」とのことでした!す、すごい……。
動きに慣れてくるとそれまで意識できていなかった部分が気になってくることも多いですし、この充実っぷりには他の参加者の方からも感嘆の声が漏れていました。

執事流コミュニケーション術はどこでも活かせる

講師かじぃーさんと一緒に。敬礼

VRChatの日本コミュニティは可愛い&かっこいい見た目のアバターのユーザーが多いですが、中身は自分と同じ、社会に生きる人間です。付き合い方はそれこそ十人十色ですが、執事としてのコミュニケーション術も活かせる場面が多いようです。

「思いやりのつもりが自己満足で、相手に迷惑になっていないか」というような相手思考、話のきっかけとして装いやアバターに触れる話術、お客様以外の方(フレンドのフレンド)にも丁寧に接すること。執事のホスピタリティは、取り入れられる範囲で身につけていきたいですね。

MayaSirFish
MayaSirFish

たいへんどうでもよいのですが、わたしはよく使っているアバターが同じ子だと聞いて飛び上がらん勢いで喜びました。執事コミュニケーション、実体験してしまった!

メタバース・アソシエイトバトラー

予定では1時間だった講義ですが、なんと2時間超もたっぷりお話しいただいてしまいました。内容が濃密だった……!
カリキュラムを修了した今回の参加者は、メタバース・アソシエイトバトラーの認定をいただきました。バトラーの証であるバッチもいただけるとのことで、何となく背筋が伸びる心持ちです。

写真撮影の後にはご一緒した方同士、フレンド申請を送り合う姿も見受けられました。わたしもお隣だった可愛いメイドさんとフレンドになってきましたよ!

知らない世界を覗くこと

講義受講にあたり、いくつか日本バトラー&コンシェルジュ株式会社社長・新井直之さんのインタビュー記事も拝見したのですが、どれもこれも規模感がフィクションかと思うほどで、一周回って笑ってしまいました。

今回は知識だけではなく、実際に執事として働いている方のお話を聞けたのが興味深く、また執事を雇う人々の暮らす世界を覗けて世界が広がりました。
講義中はかじぃーさんの親しみやすさと垣間見える圧倒的別世界感の振れ幅が凄まじく、終わってからはちょっと頭がふわふわしましたが……。

日常ではなかなか知ることのできない世界を見聞きでき、そしてホスピタリティの何たるかをより深く考えるきっかけとなり、とても貴重な経験でした。
かじぃーさん始め、講義を企画・運営してくださった皆様、本当にありがとうございました!

主催:日本バトラー&コンシェルジュ株式会社

今回のイベントは、昨今大富豪・富裕層のサービスニーズが増加していることを受け、
○執事という職業の認知度を上げ、より多くの執事を養成すること
○大富豪・富裕層向けの高品質執事サービスをメタバース領域に拡張すること
を目的に日本バトラー&コンシェルジュ株式会社さまが開催されたものです。

今後第2回の開催も前向きに検討中とのことですので、気になる方は公式サイトや公式X(旧Twitter)をご確認ください!

MayaSirFish
MayaSirFish

記事の執筆、ご快諾いただき誠にありがとうございました!

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