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【連載】第1話:ところでVRって実際なにをしてるの?どうやって遊ぶの?なにが出来るの?メタバースってなんなのよ?

コラム

Re-apla(リアプラ)のらいらいです。

みなさんはVR(バーチャルリアリティ)をご存じですか?イメージとしては「専用の機械を頭に装着して遊ぶもの」というのは何となく定着してきたのかな?とは思います。ただ一方で「メタバース」「Web3.0」などの単語も付きまといがちで、僕の友達からも「結局お前が遊んでるVRってなんなの?」と言われることもありました。

ということで、今回はVRで体験できる「VRゲーム」に関わるお話をゆるっとしたいと思います。

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何となく・・・が沼への入り口

僕は3年前、ふらっと立ち寄ったヤマダ電機で何となく、「あ~確かBeat Saberとか遊べるんだったよな~?」という凄く雑な気持ちで「Meta quest2(当時はOqulus Quest2)」を購入しました。僕は面白そうなガジェットが好きなので、オタマトーンを買うのと同じように本当に興味本位で買ったんだと思います。

そこから少しずつ「VRは思った以上に色んなことができる」ことがわかり、今年の3月までほぼ毎日遊んできました。それこそ他のゲームや私生活を全て忘れ毎日毎日遊びました。

廃人の極み

ちなみに、こちらがVRソフトの起動時間。特にSteamのソフトを起動する為に必要な「SteamVR」の起動時間は約8,500時間。多分ゲームが好きな方ならこの時間の異常性は理解していただけるかと思います。そのくらい熱中し、没頭していました。(現在はペースを落としました)

らいらい
らいらい

購入当初はよくわかりませんでしたが、何ができるのか検索していくと実に様々な遊び方があるとわかり、沼に沈んでいきました。

この時凄く参考にさせて頂いたのがVR、VRChat、Oculus Quest関連の情報を紹介しているトナさんの「トナのブログ」でした。トナさんのおかげで超大画面でゲームを遊んだり、VRChatを始められました。

どんな機材で遊んでるの?

「VRゲーム」は専用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着し、VR用に開発されたゲームを遊ぶ・体験するものです。まずはHMDの紹介からいきましょう。

有名な「PS-VR(PlayStation VR)」「Meta quest2」「PICO4」などは名前を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?少し前はTVCMもありましたよね。もちろん他にも「VIVE」「INDEX」等のハイスペックHMD、そしてクラウドファンディングなど出資型プロジェクトが進んでいる機種など、HMDは続々と新しい製品が生まれています。

種類に関してはザックリと下記のように分かれています。本記事で紹介するのは★の付いている「PC接続型(HMDをPCに接続するタイプ)」と「スタンドアロン型(HMD単体で遊べるタイプ)」です。

★PC接続型ハイパフォーマンスPCとの接続で専用タイトルが遊べる
★スタンドアロン型ミドルパフォーマンス単体/PCとの接続で専用タイトルが遊べる
ゲーム機型ミドルパフォーマンスゲーム機と接続して専用タイトルが遊べる
スマートフォン型ローパフォーマンス専用タイトルは遊べない

じゃあ実際どれがオススメなの?とよく訊かれますが、初めての方には「Meta quest2:47,300円(税込)」「PICO4:49,000円(税込)」がオススメです。特に「PICO4」は比較的新しく2022年10月7日に発売されたばかりのHMDで、おすすめポイントも沢山あります。

「PICO4」はスタンドアロン・PC接続どちらでも遊ぶことができ、何より非常に軽量でコンパクトなため頭部にかかるストレスが少なく、女性ユーザーにもオススメできます。また高価なHMDの中でも性能と価格が釣り合ったコストパフォーマンスの高いHMDとなっています。

恐らくVRのヘビーユーザーはほとんどがこの2機種を勧めてくると思います。

詳細に関しては、バーチャルで遊ぶ・楽しむエンタメメディア「MoguLive」さんの記事が非常に参考になりますのでご覧くださいね。

MayaSirFish
MayaSirFish

わたしはQuest2とPICO4を持ってるけど、PICO4の軽さ……サイコー……
正しくは前後の重量のバランスがすごく計算されていて、長時間つけていても疲れにくいのがサイコー……!(ただし、VRとHMDは個人差と慣れによる部分が本当に大きいよ。興味があったら、一度レンタルしてみるのもおすすめ!)

らいらい
らいらい

僕はOqulus Quest2からVIVE Proへ買い換えたよ。HMD毎にスペックや付け心地が全く違うので、実機体験可能な店舗やレンタルサービスなどを使ってみると失敗がないよ!レンタルサービスは「アストネス」さんをお勧めしています。

どんなゲームで遊べるの?

見える範囲全部行けるよ。

じゃあVRでは「どんなゲームでどんな体験ができるの?」という話ですが、VR専用のゲームはSteamだけでいえば現在5,639タイトルもリリースされています。今回はちょっとだけVR専用タイトルを紹介しますね。

VR専用に作られたゲームはみなさんが想像している以上に美しく、立体感のあるグラフィックが360度広がり、コントローラーを操作すれば無限に空間内を歩くことができるものもあります。PLAYする前は(少し綺麗な程度で凝視すれば粗が目立つレベルだろうな~)と軽く思っていたのですが、そんな事はありませんでした。

それでは、どんどん見ていきましょう!

Cooking SimulatorVR

こちらは「デスクトップ」「VR」両タイプをリリースしているタイトルですね。もともと調理器具や食材を自由に使って料理をしていくサンドボックス型シミュレーターなのですが、デスクトップではマウスとキーボードで操作していた「食材を取る」「包丁で食材を切る」「調理器具で調理する」「お皿に盛りつける」といった動作を、VRでは実際に手を動かして直感的に行うことができます。料理に飽きたら包丁をダーツ代わりにして遊んでも、プロパンガスでお部屋を爆破消毒したって良いのですよ?

らいらい
らいらい

愛すべきバカゲーのVR版。落とした食材を提供したりスマートフォンをトッピングしたり・・・なにやってもいいんです、だってゲームの中だもん。

Beat Saber

全身運動でダイエット効果抜群!疲れるけどすっげ~~~楽しい!

そしてVRタイトルを代表する作品といえば「Beat Saber」。リズムに合わせて体を動かしながら、迫ってくるブロックを次々切り裂く爽快感は普通のリズムゲームでは味わえません。

初めて遊んだ時、自分が想像していた以上の面白さと完成度の高さに圧倒され、VRだからこそ感じることができる唯一無二の新感覚体験に感動。汗まみれになりながら一心不乱に部屋の中で暴れてしまいました。

MayaSirFish
MayaSirFish

ビーセイはダイエットと運動不足解消になる。賭けてもいい。しかも楽しい。一石九鳥くらいある。

BoneWorks

重くないのに重い!脳が混乱しちゃう!

VRの中で物理演算+重さの概念を取り込んだ「Bornworks」も忘れられない体験です。この「重さ」があるから一つ一つの行動が現実世界と同様の結果になるのが凄い!!あるはずがない「重さ」を感じるというのは独特な新体験でした。

大きなものは持ち上げるのに予備動作がいるし、中々持ち上げることができません。なんなら、重すぎて抱きかかえるのが精いっぱいだったりします。何かを敵にぶつける時も、軽い物なら仰け反る程度ですが、重たい物をぶつけると・・・敵は二度と起き上がることはありません。

フィールドにある全ての物を持ち運び、投げつけたり、殴ったり、段差に活用したり、多彩なアクションでトラップを突破するのはデスクトップFPSでは絶対に体験できないものでした。

SUPERHOT VR

このゲームは「自分が動くときのみ時間が進む」バレットタイムゲーム。

次々と襲い掛かってくる”人型の赤いヤツ”の攻撃を避けながら、殴打し切り裂き、投げ付け、撃ち……とあらゆる手段で反撃するのですが、プレイヤーはヤツらの動きを見て常に「どう避けながら戦うか?」を思考しながらプレイすることになります。

前述したように「自分が動くときのみ時間が進む(ヤツらが動いて襲ってくる)」という条件があるので、かの有名なマトリックスの主人公”ネオ”の様に仰け反った態勢で止まってしまった場合はかなり体に負荷がかかります。

目の前にゆっくり迫ってくる鋭利な刃物や銃弾を、避けるも弾くも切り裂くもあなた次第。アクシデントをやり過ごしたら、赤いヤツらを料理してやりましょう!

そんな大げさな・・・と思っていた

「VRゲームでは通常では得られない体験ができる」という事は1ミリ程度理解していただけたかと思います。こればっかりはやってみないと分からないし、伝えるのが本当に難しいジャンルなので「へ~そうなんだ」程度で知って頂ければいいかなと思います。

しかしVRゲームは本当に楽しいですよ。長時間やっていくとVRと現実の認識を混同してしまって、実際にはないのにリアルで掴もうとしてしまい「あれ?ここにあるのに・・・あっ・・・VRだ・・・」となったこともあります。

有名な動画ですが「高層ビルの綱渡り中に背中を押すイタズラ」などを見たことがありませんか?VRの没入感は非常に高くやはり脳が勘違いを起こしてしまいます。人それぞれで感度が違うと思いますが、感受性が豊かな方は特に敏感に反応してしまうかもしれませんね。

MayaSirFish
MayaSirFish

脳が現実と混同してしまっている状態だと、イタズラもシャレになりません。

見てる方は面白いかもしれないけど、された人は『擬似的な死』を体験させられたわけで……やめようね!ホントにね!

みんな大好き173ちゃんが温かく出迎えてくれます。

特にジャンプスケアたっぷりのVRホラーゲームをやると、その感覚や気持ちがよ~~~~~~~~~~くわかります!!Steamで配信中の「SCP: Labrat」では360度から襲い掛かる脅威に心臓バクバクで何度も体を仰け反り驚かされました・・・身が持たんて。

次回:大きな沼が待っていた

ふか~い沼のはじまりはじまり・・・

とここまで書いた内容で大体100時間が経過したぐらいだと思います。次回はこのあと約3年近くを過ごしたVRゲーム、正しくはVRSNS「VRChat」についてのお話を書いていこうと思います。俗に言う「メタバース」という言葉もこの「VRChat」の方が近いかもしれません。

少し長い記事になるかもしれませんがお付き合い下さると嬉しいです。

それではまた!

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